E-410を手に入れまだ4日なわけですが、このカメラは不思議な魅力に溢れている。E-1はメカとしての完成度が高く、フラッグシップ機としての誇りすら感じるそのフォルムや機能から、所有欲をくすぐりカメラとして語りかけてくるものがあると思う。
月: 2007年4月
E-410 初感3(画像)
E-410 初感2
Olympus Studio新旧比較その2
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上の写真の一部分を100%表示したのが下の画像。パット見違いはあまり見受けられない感じですが、下の100%画像で比べると灯台の建物の一階部分の戸の十字状の桟がオリスタ2の方がはっきりしています。また後ろの山の樹木のディテールもオリスタ2の方が解像してる。まぁびみょーですけど。マクロ的なサンプルが違いは出やすいかもです。
このサンプルE-1で撮影したものですが、作りながら思った事は500万画素に対してのRAW現像は、旧オリスタがベストマッチなんじゃないかとふと思ったのでした。オリスタ2の解像力というか細かい部分まで表現出来るパワーは、E-410で1000万画素になった映像素子に使って初めてバランスがとれる様な気がしてきました。
確かに新しい「トゥルーピックIII」はE-1のジャギーを滑らかにしてくれます。しかし全体的な印象はエッジ部のコントラストが薄れアンシャープマスクが弱まった様な印象で、E-1特有のパワーも弱くなってしまう感じを受けます。数点の現像で早急に答えを出すのも早すぎるとも思いますが、現時点での答えは「これくらいにして、E-410を持って外へ出よう」ということにいたします。
Olympus Studio 2の不具合
E-1,E-330,E-410の空比較とE-410初感1
仕事も半分片づいて今日はちょっと一息と言う感じ。溜まったストレス解消にとカメラ店へE-410の現物を見に行ってきました。評判通りの小ささと軽さです。ネット最安のWズームが105,000円程でしたので、店頭ではいくらだろうと思い店員さんに聞いてみました。何と10万切ってる価格提示に次の瞬間「在庫あります?」と口走っていました。
と言うわけで、気になる空の描写を比較してみました。レンズは全て小梅標準ズームの14-42mm。RAW撮りで現像はOlympus Studio2です。E-1との差が出来るだけ少なくなるようにとvividで彩度とコントラストをそれぞれ+1しています。普段使いの設定では、もう少し浅めの空になるでしょうけど。。E-410が少し浅い色味ですが、陽がかげってきたせいもあるかも知れません、撮影したのが夕刻でした。仕事落ち着いたらもう一度比較したいと思います。
Olympus studio2で旧ファイルをRAW現像テスト
Olympus studio2で旧ファイルが現像出来るか、現像出来た場合新画像処理エンジン「トゥルーピックIII」の恩恵は受けれるのかの疑問が解けました。
結果から言うと、E-410以前の機種で撮影したRAWファイルも現像処理する事が出来ます。しかも「トゥルーピックIII」の恩恵も受けれるようです。
アップした画像はE-330で撮影したRAWファイルを新旧のオリスタで現像したものです。色味についてはまだ検証していませんが、エッジの部分に注目してみてください。サングラスの左側髪の境目辺りが判りやすいと思います。エッジのジャギーがオリスタ2では非常に滑らかな処理になっているのが判ると思います。(写真は200%に拡大しています。)
一見解像度がアップしたような印象すら受けました。しかも処理スピードの速い事。プレビューはもとより現像時間もかなり早くなっているようです。
その他比較はまたの機会に、とりあえず疑問が解けて一安心です。