仕事も半分片づいて今日はちょっと一息と言う感じ。溜まったストレス解消にとカメラ店へE-410の現物を見に行ってきました。評判通りの小ささと軽さです。ネット最安のWズームが105,000円程でしたので、店頭ではいくらだろうと思い店員さんに聞いてみました。何と10万切ってる価格提示に次の瞬間「在庫あります？」と口走っていました。

と言うわけで、気になる空の描写を比較してみました。レンズは全て小梅標準ズームの14-42mm。RAW撮りで現像はOlympus Studio2です。E-1との差が出来るだけ少なくなるようにとvividで彩度とコントラストをそれぞれ+1しています。普段使いの設定では、もう少し浅めの空になるでしょうけど。。E-410が少し浅い色味ですが、陽がかげってきたせいもあるかも知れません、撮影したのが夕刻でした。仕事落ち着いたらもう一度比較したいと思います。

E-410の初感
軽いです、小さいですは言い尽くされているので他の事を少し。
ファインダーはかなり明るく透明ガラスに近いものです。（E-330とあまり変わらない透明度）AFポイントの中央に小さな点があり、AF合致時に赤く光ります。マグニファイヤーアイカップ ME-1を装着すると、ファインダーも大きくなり見やすさが増します、眼鏡使用ですと画像自体は欠ける事なく全体見れるのですが、右のファインダー情報は欠けてしまいます、視線をずらすと確認可能です。

ピントの山はつかめます、しかし小梅のフォーカスリングは、今までのZDとは別物ですね、ピントの移動距離が指先に伝わってきません。またフォーカスリングの回転方向は選択できず、デフォルトで左回しが∞方向です（カメラを構えての操作）このフォーカスリングの回転指定はボディ側の制御でE-410では省かれているようです。（他のボディでは小梅でも回転方向が選択出来ました。）小梅ズームでマニュアルフォーカスしようとは、とても思いません。そんな使い心地です。

かといって、14-54mmを装着すると、重心が完全に前のめり、E-330に装着した時以上に重く感じる、とってもアンバランスな重量配分となります。これは、小梅シリーズで活きるボディサイズと重量だと実感する事が出来ます。逆にレンズ側に重心が行くような重い長いレンズの方が使い安いかも知れません。14-54mmは気軽なスナップの片手撮りにはノーグッドですね。

ISOの拡張がないのですね。E-330で重宝している125,160,250,320,500,640,1000,1250は選択出来ません。この辺は割り切り何でしょうけど、この中間のISOは結構重宝してたので、残念です。おそらくE-510にはISOの拡張は搭載されると思います。また、高感度ノイズもかなり改善していますので、ISO3200も搭載して良かったんじゃないでしょうか。体育館でのスポーツ撮影などには重宝したかもです。

ライブビューは、E-330よりも進化しています。ホワイトバランス等カメラ設定値がそのまま液晶で確認出来るのは、安心感が増すのと液晶を見て違和感がないのがいいです。ライブビュー時のAFもE-330よりワンテンポスピーディーな動きで、これはこれで慣れると普段のスナップにも使えるかも（動く被写体以外）

操作や各レスポンスは非常にスピーディーで、撮っていてリズムが掴みやすく、快適＆楽しいカメラに仕上がっています。見た目の高級感はさすがにありませんが、単焦点でもう少し薄いレンズが出れば、もっと気軽にカメラを持って外に出れるんじゃないでしょうか。