雪の日でも上を見上げてみた。

今年まだシャッターを切っていないので、しばらくは昨年の在庫からになります。風と雪で足下を確かめながらの移動でした。カメラを構えるとファインダーに映る風景は地面に対して垂直の画になりますね。所謂、目の前の風景。雪が降りしきる中でもちょっとだけ頭を持ち上げるとこんな風景があると気付かされます。そして広い視野(画角)であればあるほど何も説明する必要は無いでしょう。すべてを写し込んでしまうと見る人に感動や共感を感じてもらうのは、視点とそれを表現できる技術やセンスが必要になりますね。片や望遠で切り取る視点は、撮る者のインスピレーションでメッセージを写し込んだつもりでも、伝わらなければ独りよがりの写真になってしまいます。何を伝えたいのか、何を言いたいのか考え出すとシャッターが切れなくなってしまいます。

2件のコメント

  1. とっくさん

    デジ一導入時は、フイルムの感覚が残っていて
    もったいないというか中々シャッターが押せませんでした。
    二年三年と使い出すと、デジタルの手軽さにも慣れてきて
    今度は見境無くシャッターを切りだしてしまいました。
    最近は、ファインダーに納めながらもシャッターを切らない事が増えたように思います。
    今後でないかもしれないフォーサーズボディがもったいないと思えてきたのか?
    言われるような極めとかの気持ちは全然ありませんよ。

  2. そこで、あまり何も考えずに、ただ電線の着雪が面白いなぁと思ってシャッターを切った写真を、1枚持っています。
    というよりも、積雪すると興奮して、あまり考えずにシャッターを切ってしまうと言った方が、僕の場合は正しいかも^_^;
    それはさておき、考えすぎてシャッターが切れなくなる、見方を変えれば、それほどにもっともっと写真という世界を極めたいという思いを強く持っていらっしゃるんだろうなぁ〜と感じました。

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