本日予約キャンペーンのプレゼント品が到着いたしました。申し込みから2週間くらいかかりましたね。マウントアダプターはE-M5予約キャンペーンで頂いていますので、必然的に「サンディスクエクストリームSDHC UHS-I カード 32GB」をチョイスしました。E-1導入時のCFがサンディスクがったのですが、それ以来になります。
月: 2013年11月
Olympus E-M1, OM 50mmF2.0 Macro フィールドテスト|15|
この日出逢えたのはこの2頭のみ、今年も蝶の季節終了ですね。
E-M1の新しいファインダー、E-M5にはKPS製アイピースマグニファイヤー1.3xを装着して使用していたので、倍率はほぼ同じだったため、ファインダーの広さには何の感動も受けませんでした。また、写りの印象もなんかもっさり感があり、E-M5のファインダーと明らかに違う印象です。
この印象何処かで感じたなと思っていたのですが、思い出しました。NANAO(EIZO)の ColorEdge CX240-CNXモニターを初めて見たときの印象と同じではないですか。液晶特有のギラギラ感と彩度の高さからくる、綺麗感に誤魔化された眼には「ん?」と感じてしまいますが、疲れの来ない自然な表示と236万ドットの超高精細電子ビューファインダーのきめのの細かさは、E-M5から確実に進化しています。OVFからE-M1を使われる方は、不満もあることでしょうが、E-M5でEVFを使い込んで来た者にとっては、花丸あげたい仕上がりですよ。
MFレンズを使うとEVFファインダーの出来の良さをいっそう感じます。拡大表示なしでもピントの山がつかみやすく、E-M5+KPS製アイピースマグニファイヤー1.3xとの違いを感じます。
Olympus E-M1, OM 50mmF2.0 Macro フィールドテスト|14|
M.ZD ED 12-40mm Proそしてズイコーデジタルの代表としてZD ED 50mm F2.0 MacroときましたのでOMレンズの一番最初の大役はOM 50mmF2.0 Macro をチョイスしてみました。天気が雨交じりで森林の中ということで光にとぼしかったという条件もありますが、このOM 50mmF2.0 Macro レンズの描写今まで見てきた中では、ん?という感じを受けました。
E-M1から完全にローパスフイルターレスとなりレンズデータを元にファインディテールIIのカラーエンジンがレンズに最適な処理をほどこす設計になったわけですが、MFレンズのOMレンズはレンズデータをカメラに伝える初段がありません。よってその他のレンズとしてノーマルな処理が施されることになります。
ローパスフイルターでぼかしてまたシャープに戻す、この行程がない分、レンズ本来の描写がストレートに出るのではないでしょうか。レンズデータを使えるレンズは、最高の描写。その他のレンズは、癖や味などレンズ性能をストレートに写すそんなボディに仕上がってるように思うE-M1です。OM 50mmF2.0 Macro レンズの名誉のために、光溢れる条件でもう一度確認してみようと思います。
Olympus E-M1, ZD ED 50mmF2.0 Macro フィールドテスト|13|
小ネタをひとつ、E-M1のホットシューキャップの形状がE-M5と変わって、L字状になってます。下に伸びた部分が、アクセサリーポートキャップを上から押さえるようになり、アクセサリーポートキャップをプロテクトする構造になりました。E-M5でポートキャップが不用意に外れたことはありませんでしたが、これはしっかりと保護してくれそうです。試しにE-M5に装着してみたところ、問題なく使えました。
もう一つ、小さな拘り部分がありました。カメラ底面の縦グリ接点カバー、ゴムの奴です。E-M5はツルッとしたまさしくゴム板という感じでしたが、E-M1のゴムカバーは、ボディの塗装に合わせた梨地加工が施されています。ちなみにE-M5の底面は、ツルッとした加工です、それぞれボディ塗装の雰囲気に合わせてあるんですね。なんとも芸が細かいと言うか感心しました。
ホットシューキャップの撮影には、マクロアームライトのMAL-1を使ってみました。12-40mmレンズにもピッタリでフードの花形からアームライトの先端が丁度良い感じでセッティング出来ます。文章だとわかりづらいですね、後でアップします。
Olympus E-M1, M.ZD ED 12-40mm F2.8 PRO フィールドテスト|12|
Olympus E-M1, ZD ED 50mmF2.0 Macro フィールドテスト|11|ボタン設定
E-M1のボタン類、一つ一つが大きめで、配置にも余裕があります。感触も同じ防滴のE-M5と比べて浅めでクリックでき、例のぷにょぷにょした感じは全く感じません。今まで発売された防滴機種の中でも一番の押し心地になっています。また、赤丸、Fn1、Fn2、背面の十字キー、全面の二つ、更に12-40mmにL-Fn、縦グリのB-Fn1、B-Fn2これらのキーにはユーザーが任意に機能を割り当てることができます。キーによっては割り当てる機能に制限がありますが、使いたい設定をマイセットに登録して任意のキーから呼び出すことであらゆる設定を登録することが可能になっています。
機能と、ボタンの多さから下手に割り振ってしまうと、覚えるのも大変そうなので、基本初期設定を優先して使う事にしました。ただひとつ変更したボタンが、ボディ前面上ボタンのワンタッチホワイトバランスボタンにMFを割り当てました。
数あるボタンの中でFn-1に割り当てられた、フォーカスポイント選択ボタンは絶妙な位置に配置されていると思います。選択後メインダイヤルで横移動、サブダイヤルで縦移動ができます。E-M5でも十字キー選択後メイン・サブダイヤルでAFポイントの移動は可能でしたが、AFポイントというか、AF枠が大きい物ですから、そのまま十字キーで移動したり、液晶タッチで変更する事が多かったです。
E-M1のAFポイントの数の多さと、スモールターゲットの搭載もあり、ファインダーを覗きながら目的のポイントへ移動させる方が使い勝手がよさそうだと思い、導入当初より Fn1ボタンでAFフレーム選択、メイン・サブダイヤルで移動を心がけています。その甲斐もありファインダーを覗きながらAFフレームの移動選択が回を重ねるごとに馴染んできています。
〈カメラ撮影機材:OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 〉
Olympus E-M1, ZD ED 50mmF2.0 Macro フィールドテスト|10|
OM-D E-M1ボディとZD ED 50mmF2.0 Macroレンズでフォーサーズレンズを試してみました。フォーサーズ開発終了宣言をさせたE-M1初搭載、像面位相差AFの実力は中々のものだと思います。長らく碁盤目のコントラストAFフォーカスポイントになれてしまって、ファインダー内の面位相差AFフォーカスポイント表示が新鮮です。AF速度も私的には無問題のスピードです。一つ気になるのは拡大表示でのAF微調整が、フォーカスリングにちょっと触れただけで拡大表示になってしまいます。使い勝手は、E-M5の拡大表示と何ら変わりない敏感さですね。先日12-40mmレンズの使い勝手の改善具合が素晴らしいと絶賛したのですが、これはボディの方の改善ではなく、レンズのピントリングの方の改善のようですね。
〈カメラ撮影機材:OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 〉