Olympus E-M1, ZD ED 50mmF2.0 Macro フィールドテスト|11|ボタン設定

    

E-M1のボタン類、一つ一つが大きめで、配置にも余裕があります。感触も同じ防滴のE-M5と比べて浅めでクリックでき、例のぷにょぷにょした感じは全く感じません。今まで発売された防滴機種の中でも一番の押し心地になっています。また、赤丸、Fn1、Fn2、背面の十字キー、全面の二つ、更に12-40mmにL-Fn、縦グリのB-Fn1、B-Fn2これらのキーにはユーザーが任意に機能を割り当てることができます。キーによっては割り当てる機能に制限がありますが、使いたい設定をマイセットに登録して任意のキーから呼び出すことであらゆる設定を登録することが可能になっています。

機能と、ボタンの多さから下手に割り振ってしまうと、覚えるのも大変そうなので、基本初期設定を優先して使う事にしました。ただひとつ変更したボタンが、ボディ前面上ボタンのワンタッチホワイトバランスボタンにMFを割り当てました。

数あるボタンの中でFn-1に割り当てられた、フォーカスポイント選択ボタンは絶妙な位置に配置されていると思います。選択後メインダイヤルで横移動、サブダイヤルで縦移動ができます。E-M5でも十字キー選択後メイン・サブダイヤルでAFポイントの移動は可能でしたが、AFポイントというか、AF枠が大きい物ですから、そのまま十字キーで移動したり、液晶タッチで変更する事が多かったです。

E-M1のAFポイントの数の多さと、スモールターゲットの搭載もあり、ファインダーを覗きながら目的のポイントへ移動させる方が使い勝手がよさそうだと思い、導入当初より  Fn1ボタンでAFフレーム選択、メイン・サブダイヤルで移動を心がけています。その甲斐もありファインダーを覗きながらAFフレームの移動選択が回を重ねるごとに馴染んできています。

〈カメラ撮影機材:OM-D E-M5 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 〉