Panasonic DMC-L10 使用感その1【専用スイッチ】

P1000445-L10.jpgP1000452-L10.jpgP1000448-L10.jpgE-1後継機種待望論を上げながら、E-3に行けなかった。正確には行きたかったのだけれど行けなかったと言う方がいいかも知れません。ZD100mmマクロを導入しE-2桁機を待というスタンスだったのですが、中々出ない100mmマクロに少々しびれを切らしてしまいました。

そこで浮上してきたのがPanasonic DMC-L10、レビュー記事を読む程にこれはもしかしたら食べず嫌いの過小評価していたのではと思うようになり、気になって仕方なくなってしまいました。しかしローカルでは実機は愚かカタログすら手に入りません、本当にPanasonic売る気あるのかと疑ってしまいます。そこで思い切って賭けに出る事に、通販でお世話になっている店に在庫があれば逝っちゃおうと^^;現物も見ずに購入すると言う本当に賭けに出た次第です。続きを読むにつづく。


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まずデザインと質感。箱を空け目にした瞬間、プラスチックの質感が全面に飛び込んできました、E-410もプラスチックなんですが比べるとE-410に高級感すら覚えてしまう程、L10の質感はイマイチ(笑)

梨子地の模様はある物の控えめで全体的にマット調な光沢の無さが貧弱に感じるのではないでしょうか。一緒に購入した標準ズームレンズの方は、ちょっと光沢のある引き締まった黒の質感で、こちらの方がまだいい感じです。二日目の今日は見慣れたのか気にはならなくなりました、外装で写す訳じゃないですしね。

一番魅かれたのは、上の写真のフォーカスモード切り替えの専用スイッチ。他にも単写・連写・ブラケットやフイルムモードの選択に、専用スイッチが奢られている点。そしてメインとサブの二つのダイヤル。この辺のコンセプトは実際に撮影中の操作をスムーズにし、スピーディーに操作出来るんですよね。E-1を使ってから非常に便利で、カメラとの会話には欠かせない部分だと痛感しています。

L10が発表された当初、家電メーカーのPanasonicがこんな粋な事をと思うと同時に、フォーサーズ参入第一弾のL1のコンセプトからすると、単に引き継がれた部分なだけかも知れません。

実際の使い心地はと言うと、L10には面白いシーンモードを備えています。他社一眼のシーンモードは単に初心者用に用意されている設定固定のモードなので、殆ど使いません。ところがL10のアドバンスシーンモード名付けられたモードは、アドバンスなのです^^;マクロで見るとさらに3つのモードが用意されています。

【通常マクロ】近くにある被写体に優先的にピントを合わせます。

【動体マクロ】被写体の動きを認識して、被写体ブレがおきないよう最適なISO感度にシフトします(上限感度任意設定可)

【クリエイティブマクロ】通常マクロの設定で絞り値を変更する事ができます。

フォーカスの近接優先、尚且つ絞りの自由度、これは使えそうな機能です。で、トップの写真の1番目がオートフォーカスの撮影、ライブビューで撮影し、真横からカメラ任せのピン位置。2枚目はマニュアルフォーカスに切り替え少しローアングルに、三枚目は、花の真下からあおって見ました。

とまぁこんな感じでマルチアングルのモニターがマクロ撮りでは楽に撮れます。今日のカットはピーカンの天気でしたが、充分液晶の画像でピント合わせ出来ました。まずまずの使い心地いいんじゃないL10。

 

6件のコメント

  1. M2さん
    モードダイヤル若干軽いテンションですね。
    ただ電源スイッチが手前にブロックしたような感じで
    指が触れても簡単に回るような事はなさそうです。
    モードダイヤルの大きさに最初ビックリしました、まるでOMのお株を奪った様な、
    しかも端まで回してもそのまま回せば最初のモードが選べるエンドレスで、
    使い勝手もおっパナさん判ってらっしゃるって感じです。
    私が気になったのはAFモード選択スイッチのチャチさ
    こんなんで耐久性大丈夫なんだろうかと心配になる作りです。
    回転時のクリック感は重いので、総簡単にはバカにならないと思いますが。。
    E-1の作りがいかに良かったか、改めて思いました。
    未完な部分が一杯だと思ってたのですが
    意外や意外、結構ちゃんとしてる(カメラの使い勝手の良さ)部分が多くて
    ちょっとビックリしています。
    一番の突っ込みは、今時バッファが3枚分かい!と言うところ
    せめて6枚分は積んでて欲しかったです。

  2. L10を触っていて一番不安に感じたのはモードダイヤル。
    個体差はあるのかもしれませんが、ちょっと簡単に動きすぎな印象で、
    E-330でもたまに失敗する私にとっては大きな減点ポイントでした。
    というよりも、動かしにくいE-1に慣れ過ぎ?(笑
    他は、ボタンやレバー等のアナログ操作に拘ったあとの見える操作系は魅力的ですね。
    そしておっしゃるように既存のカメラメーカーが陥ってしまっている袋小路を
    「裏口」から抜けるような発想は面白いと思います。
    未完成な部分や突っ込みどころもアレコレありそうですが、
    基本的な画質(それもオリとは違う傾向)と拘りの操作系は
    単なる家電ブランドのデジイチとは一線を画すものだと思います。

  3. Yokusiaさん
    まぁ、あれだけL10の話題振ってましたから^^;
    えと、レンズはですね、残念ながらZD50mmマクロです。
    と言うのもライカのレンズはJPEG撮りで真価を発揮する設定みたいです。
    一応試し撮りはしてるんですが、自分の撮影モードと設定が決まってから
    JPEG撮りに移行しようと思ってます。
    他のレビューでは、L10のRAWが素晴らしく良いというのがあり
    JPEGは良くないのだと勝手に思い込んでいたようです。
    RAW撮りで行くつもりだったのですが、RAWのバッファが3枚しかなく
    普段はJPEG撮りにした方が良さそうです。
    3枚しかないのは買う間際になって気付いたんですよね^^;
    ただ意外と記録時間は短くワンテンポずらせば連写も出来そうではあります。

  4. mosyupaさん
    はい、随分前から狙ってました(笑)
    た最後の最後まで決めれずに、在庫が無ければ
    E-3を頼もうと賭けで問い合わせしたら在庫があり
    まぁ、これも縁かと^^;
    価格的にもE-3以上の金額は出したくないしですね
    ならE-3買うでしょう。レンズセットで10万切ったものですから
    これなら外れでもまぁいいかって感じです。^^;
    L10のフォーカスモードスイッチとサブダイヤルが付いてなければ
    見向きもしなかったかも知れません。
    E-3はカスタムファンクションが豊富で多分設定出来ない事は無いんだろうなぁと
    後は慣れの問題で解決するとは思うんですけど
    専用スイッチはやっぱ魅かれます。

  5. いよいよ始まりましたね。
    これまでこの手のクイズ(?)で当たったためしはなかったので、ちょっとうれしかったりして・・・。
    3枚目はまさにLVなしでは撮れない写真ですね。透過光が優しい雰囲気でいい感じ。レンズは
    もちろんライカ☆ですよね

  6. フォーカスモードの切り替えスイッチ良いですね。
    その部分は、E-1からE-3での明らかな劣化だと思います。
    E-3、fnキーにMF切り替えを割り振っているんですがS-AFかC-AFいずれかとMFの切り替えしか出来ないんですよね。(MFモードだと変らない)
    fnキーでのMF→C-AF→S-AFの循環モードも選べれば良いのになぁと常々。
    あ。 遅ればせながら、L10購入おめでとうございます(^^)
    ずいぶん前から きっとこれ買うだろうなと(笑)

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