Olympus E-500 Kodak CCD での「黄とくすんだ赤」

E5130011_E500m.jpgリクエストにお応えして「黄」といきたかったのですが、生憎ネタ不足です。くすんだというか濁った赤、夕焼けの赤とも共通するのですが、中々に粘ってくれる印象です。 

今回E-500を導入するにあたり、一番気掛かりだったのがファインダの大きさ。E-3発売までの全てのフォーサーズ機中最小ファインダーとなるE-500、カタログデータで言うと、倍率0.9倍・アイポイント10mmです。フォーサーズ最大のE-3は1.15倍。 

このファインダーの小ささを補うために、一緒に導入したのがKPS U-13C というマグニファインダです。E-500到着後ノーマルのファインダーを覗きもせずいきなり装着いたしました(^^;

これでE-500のファインダー倍率は1.215倍になり、なんとE-3をも上回ってしまいます。(KPS U-13C:今回アイピースとアイキャップが一体化
された改良がほどこされたようです) 

ファインダー像の見え方は、歪曲や色ズレ等もなくそ至って良好です。ただしピンのつかみやすさは拡大しても改善されると言う物でもなく、ファインダースクリーンの性能によります。ピンの山はつかみ難い感じ、かといってマニュアルフォーカスが不可能とまではなく、慣れればそれなりにイケそうな印象です。 

今回のE-500は中古機を22,000円程で買ったのですが、前オーナーが大事に使われていたようで、ボディやモニターに傷一つなくシャッター数も1468カットと、まるで新品状態でした。到着するまでは1万カット越えを覚悟していただけにとても良い買い物でした。ちなみに中古はイヤじゃと言う方には、新品の商品もまだ存在しているようです。

E-500 ZD50mm vivid Jpeg SHQ

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Olympus E-500 Kodak CCD での「緑」

E5130346_E-500m.jpgE-500の試し撮りを兼ねて本日植物園で撮影してきました。全て設定はVivid Jpeg SHQ で撮りました。

RAWを選ばなければCFの書き込みに待たされる事がないというのと、カメラ設定の色を見るのには手っ取り早いです。単にRAW現像が面倒だという理由もあります(^^: 

一応Lightroomで開いて選択とトリミングをし、ブログサイズにTIFF書き出し、その後Photoshopでトーンカーブでレタッチとアンシャープマスクをほどこしたりする場合もありますが、写真次第で何も手を加えず、ロゴを載せてそのままJPEG書き出しもあります。

まだ色味をどうこう言う程撮ってはいませんが、 TruePic TURBO画像処理エンジンでvivid等の新しい方向性は、E-1より扱いやすく感じます。

E-500 ZD50mm vivid Jpeg SHQ 

コメント頂いていますが、また後ほど

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Olympus E-500 Kodak CCD での「空」

E5123634_E500m.jpgオリンパスがブルーを意識し出したのは、おそらくこのE-500からではないかと思います。意識したと言うのは、販促での話でE-1で言われ出したコダックブルーの呼び名にいささかの抵抗を覚え、「オリンパスブルー」と名付け言及し出したんですよね。

開発ははなっから空の青を意識した色作りをしていたのでしょうが、濃い空の色を出すと言うだけでウリになるとは考えてもいなかったんじゃないでしょうか。

「濃い空」世間の評価がE-500でピークとなり、半年後発売されたE-330でオリンパスはついに「オリンパスブルー」と言う呼び名を口にすることになりました。ユーザーの方もコダックブルーと呼びたい所なんですが、コダックセンサー搭載ではないE-330ですから、すんなりとオリンパスブルーと言う呼び名を受け入れました。

センサーが発色する色ですから、パナソニックブルーと呼んでも良かったんでしょうが、同じLMOSを搭載したL1では、この深い青色は出ないんですね。画像エンジンの味付けで出される色と言うのがはっきりしたのです。

ということで、やはり手にしたら最初に撮ってみたい青空。設定のコントラストを上げればもう少しは濃くなりそうな感じです。

E-500 ZD14-54mm Vivid Jpeg

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