ED 50-200mm の三脚座

以前SIGMAの150mmの三脚座について書いた時、横位置から縦位置にボディを回転する事が出来一脚や3脚使用時にとても便利だと書いたんです、その時ED 50-200mm の三脚座は回転出来ず不満をもらしていました。ED 50-200mm の三脚座は、長方形と丸の2ヶ所をレンズ側の凹みと合わせてセットする仕様になっています。凸と凹を合体させる事から、回転させる事は出来ないと思い込み廻そうとすらしなかったし、レンズに付属していた取説なんかも読んでもいません。
ED 50-200mm をセットし一脚を使う撮影があるので、E-330の三脚穴には直接ねじ込みたくないしバランスが悪いので三脚座をセットしました。何気なくレンズ根元を見ると丸い点の印が2ヶ所あり「えっ、まさか回転時の目安の印か?」廻してみると・・あっさり廻りました・・2年もの間、廻らないものと思い込み、ED50-200mmは三脚座を使わずに使ってきたとは・・お恥ずかしい話です。これで一脚に雲台セットしなくても、縦位置の撮影が可能になりました(笑)居ないと思いますが、ED 50-200mmの三脚座でボディの回転出来ないと思っている方、廻りますよ〜。
E-330 ZD14-54mm RAW Aperture

E-330の初感6 機材重量と露出

E-330を使い出して本格的に撮影出動してきました。機材はE-330に14-54mm、E-1に50-200mmをセット。他に交換レンズ50mmを持って、7時間ほど歩き回りました。2台体制になって初の長時間撮影は一言「機材が重い」です、E-1に縦グリを付けている事も一因ですが、E-330との重量の違いでE-1を持つと余計に重く感じてしまいます。(根性なしですみません)軽さに慣れてしまうとだめですね。メイン機がE-330になってしまいました。
そのE-330ですが、マルチパターン測光を使っているのですがE-1の中央部重点測光よりも明るめの印象です。ハイライト側の粘りにかけていて、補正-0.3でも白飛びしている感じがします。ただ、ファインダーとライブビューAによる撮影が半々位ですので、ライブビュー時アイピースシャッターを閉じるのをついつい忘れてしまっています。ファインダーからの入射光による、露出オーバーというのもあるのかも知れません、この辺チャンとテストしなくてはですね。次はE-330での中央部重点測光も試してみようと思います。
車に積んで近場を撮影するというのなら気になる重さでは無いのですが、半日程、2台で歩き回り常時携帯するのもしんどい。撮影しなが「12-60mm1本あればこういう時いいかもな」と思ってしまいました。あと、小梅の40-150mmもメインで50-200mmを使わない時は、気軽に持っていけそう・・体力不足が物欲に変わる瞬間でした。
E-330 ZD14-54mm RAW Aperture

E-330の初感4 高感度ノイズ

E-330のISOは100〜1600まで、設定値が細かく出来るのがE-1との違いです。800~1600までを見ると途中に1000・1250がありノイズとシャッタースピードの微妙な調整が可能になります。この辺ってE-1でもファームウエアーのバージョンアップで何とかなりそうな気がしますが、次機E-1に開発集中で見捨てられちゃったかなぁ。旧機種のフォローはペンタックスが小まめにやってますね。次から次に新機種が開発発売されるデジ一ですが、ユーザーにとっては使い捨てではないので旧機種も大事に使って行きたいし、その辺のフォローがあるとメーカーへの信頼も増すのですが。
写真 E-330 ZD14-54mm ISO1250 RAW Aperture

E-330の初感3 750万画素の解像感

E-1の映像素子に比べ、250万画素多い事で風景の広角系には有利。2L位のプリントアウトでは、さほど違いは判らないのですが、モニター上で等倍拡大すると明らかに細かい部分の再現が増しているのが判ります。色の再現もApertureで現像する分にはLiveMOSと言う事も問題無くかえって自然な発色ではないかと思えます。このLiveMOSのもう一つの特徴は増感ノイズが良く抑えられているようで、私的にはISO1600でも使えるレベルです。
第二章の新画像処理エンジンとE-1比2倍になる1000万画素の映像素子は、かなり期待出来る仕上がりのような気がします、実際の画像サンプルを早く見てみたいところです。
以前の記事で、ライブビューに内蔵アイピースシャッターを搭載して欲しいと言っていましたが、今回のE410とE-510のライブビューはE-330でいう所のBにあたり、実際はミラーが動作し、ファインダーを塞ぐ事になるため、アイピースシャッターは必要無いようです。

E-330の初感

注文していたE-330が到着、納品で外出したついでにちょっとだけ試し撮りを。ウエスト位置での撮影フォームは、以前マミヤ645を使っていた時の感覚に近く、両手で包み込むようにして親指でシャッターを切るのには、ボディの厚みもかえって安定する感じで中々良い印象です。ライブビューAの方でとりあえず試してみました。液晶に直射日光が当たると見えづらくなりますが、順光の時は自分の影に入れ、逆行の時は、カメラの影に入るようにすると、だいぶ見えやすくなります。
ファインダーはマグニファイヤーアイカップ ME-1をセットしましたので、E-1と変わらない感じ、明るさは若干暗い印象ですが、ピントの山は充分つかめます。ファインダー情報が右に縦表示なのが心配でしたが、見えやすさは問題なく表示文字も大きいのですぐ慣れると思います。ゆっくり触りたいところですが、こういう時に限って仕事がてんこもり・・・
E-330 ZD50mm ISO400 Aperture

私的第二章

フォーサーズ第二章の幕が上がって一夜明け、色んな意味の興奮も落ち着いた感じで改めて自分にとっての「第二章」を冷静に考えてみました。
今回発表された機種も含め、現状あるものを見回してみて自分の欲している一眼システムの拡充に何を足そうか、何がプラスされれば楽しく、また快適に行えるか。E-1自体は性能も吐き出す絵もこれといって不満はなく満足している。強いてあげれば、アングルの自由度をプラス出来れば、撮影の幅も広がると思います。これはE-1にバリアングルファインダーを装着して得られる自由度を超えるものがほしい。

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