夕焼け待ちの湖畔にて。その4

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まだ風景としての夕焼けがあるのですが、ちょっと中休みして、イメージ風に撮ってみたE-620の画から。夕陽を映した湖面をアップで狙ってみましたが、暗いこともありピントが難しいですね。ゆらゆらと鈍く輝く様は動きがある現場ではとても魅力的に思えたなのですが、静止画になるとその感動がどこまで伝わるか微妙な感じです。しかしこう言う条件でも取り合えず見れる画が撮れるE-620、やるなと言う印象です。LR3による現像のおかげなのかも知れませんが、まぁ、他社なら当たり前に撮れる事なんでしょうけど(笑) 

E-620 ZD50-200mm LR3

トヨタも受難。

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つい先日プラズマテレビの記事をアップした際にコメントで会話した「価格破壊が品質に影響しないか心配だ」と言う話が、現実に起こってしまいました。しかもリコールで大事したトヨタさん、今度は「エンジンの『バルブスプリング』が折損する可能性があるので、全数交換」のリコール。記対象車種は 

GR系と呼ばれるV型6気筒の3.5リットル仕様(2GR-FSE型) 

UR系と呼ばれるV型8気筒の4.6リットル仕様(1UR-FSE型) 

5リットル仕様(2UR-FSE型)という、V6はレクサスIS、GS、トヨタ・クラウン(GSとクラウンはハイブリッド仕様も含む)、V8はレクサスの最上級モデルであるLS、LS600(ハイブリッド)、GSに搭載。

2005年7〜8月以降から2007年6〜8月のほぼ2年間に製造された車両とのことだが、高級車ばかりではないか。
すでに220台ほど、現実にバルブスプリング折損が発生し四十数件はクルマが走れなくなったらしいとのことである。
記事を読むと、製造期間が2005年からは、トヨタが全てのサプライヤーに対して大幅コストダウンを、極端に言えば「50%カット」を要求して突き進んだ時期と一致するそうだ。

また2007年夏以降の、同じエンジンを積む同じ車種がリコールの対象になっていないのは「それ以降のものは、異なる部品(バルブスプリング)を組み込んでいるとのこと。2007年にはトヨタはこの部品が欠陥品であると知っていた事になる。 

更に今回心配されるのは、V6エンジン搭載車で1台あたり6〜7時間。V8エンジンに至ってはエンジンを車体とトランスミッションから分離し取り出してからの作業になり22時間か、それ以上かかるとのこと。しかもエンジンをばらす事になり、再調整も簡単ではないようだ。今日のディーラーでは部品丸ごと交換とかが殆どで、エンジン分解をするような事自体想定していないようで、果たして全車両完了するのにどれくらいの日数を必要とするのだろうか、日本国内だけでも対象車両は27万台に及ぶとか。 

それにしても、エンジンの根幹をなす部品でしかも高級車ばかり、ドアの取っ手とか、シートのあんことかとは訳が違う、大丈夫かトヨタさん。

また、以前デジカメでも起きたSONYのCCD事件が頭を過る、このバルブスプリングが他社にも流通していなければ良いのだが。過度な価格破壊は止めて、エコの時代だからこそ良いものを長く使えるメードインジャパンにして欲しいものだ。子どもが店長をしている所では怖い気がする。

E-620 ZD50-200mm LR3

受難

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月曜夕方から自宅のネットが繋がらないと、奥さんから電話がはいる。本人はPCが壊れちゃった?とご心配の様子でした。自宅はいまだにADSL1.5MB(^^;すでに9年の使用になるでしょうか。その間ルーターもADSLモデムも当初設置したものが今まで元気にがんばっていたのですが、とうとうどちらかが逝ってしまったのかな。その日は帰りが遅かった事もあり、繋がらない事を確認したくらいで、ネット上のトラブルなら1日もすれば復帰するだろうと放置。

二日目の昨日も繋がらない状態で、一応会社で工事情報やらトラブル情報を確認したのですが、その手の断線ではないと言う事を確認。う〜んモデムかルーターどちらかが逝ってると仮定してルーターの中を覗くも別におかしな所は見当たらない。そこでADSLモデムに直接接続してPPPoEを試して見た、モデムが生きていればこれで繋がる筈。しかし繋がらない、う〜〜ん。logを見るとどうもサーバに繋がらない感じで、ADSLの中継基地までは認識しているよう。

因に我が家のルーターのルートは工場出荷時の192.168.1.1から変更したアドレスを使い、コンピュータへのここのアドレスもDHCPとせず、プライベートアドレスを割り振っています。よって全て手入力で、DNSサーバも打ち込んで使用しています。サーバーが見つからないと言う事は、このDNSサーバアドレスが変更されたのではないかと疑って見ました。

繋がりにくくなった時期があり新しいDNSサーバが立てられたような記憶が頭の片隅にあったのです。確か当時は別段不便なく使っていたので、アドレス変更しないまま使っていました。そう言えば、トラブル情報を確認した時に、旧DNSサーバを期限付きで停止する様な記事があったような。。と言う訳で、メモっていたDNSサーバアドレスに変更して無事接続復帰いたしました。

コンピュータやネット接続に不慣れだったら、今回のこのDNSサーバアドレス変更に気づく事なく、ルーターやモデムを買い替えていたかも知れません。 因にプロバイダはwakwak.comで、西日本用の旧DNSサーバアドレスです。完全にサーバ落とすならメールの一つも投げて欲しいものですね。

E-620 ZD50-200mm LR3

一ヶ月程前の在庫から、曇天の撮影と言う事もあり、ちょっとシックな色味に現像。

波の向こうに見えるもの。その3

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ちと無理やり感がありますが、これも波の表情の一つで、良く撮る被写体。雲の隙間から射す光が海面の波を光らせます。丁度スポットライトの様な感じで雲の流れと供に、この光が動くんです。その動きは風によってはとても速く、見る見る移動する光のスポット。見ているだけでも感動する幻想的な光景です。光の具合によっては空からの光りもその道筋が見える所謂「エンジェルロード」となるのです。日常の時間感覚を忘れ、出るとも限らないものを待ちながら過ごす時間は、秒針の音がカッチ、カッチスローモーションで刻んでいく感覚になりますね。

50年の自民のツケが半年やそこらで変わると思っているのだろうか。余りにも性急な国民、ましてやお上のやる事、民間でも2〜3年のスパンは必要だろう。

消費税、自民の攻勢を支わす為、波消しブロックを置いたまでは良かったが、置き方がまずかったよね。余計波を荒らしてしまう結果になったようだ。

各党、建て前はいいから、消費税含めて真剣に日本の未来図を設計するべきだと思う。一つの危機管理として、いつでも消費税アップができる体制にしておくのが良くはないか?税率も経済・医療・福祉含めて計算式を作ってしまえば、税率は自ずと決まるのではないだろうか。その裏打ちがあれば、わかる国民には納得も得られるのではないかと思う。勿論、公務員や国会議員の無駄は省くのが前提になる、身を切って初めてそれでも尚必要と言うのが筋だろう。

消費税の話が出るたびに、我が党は上げないと言う政党が数を増やす現状は、かなり重症だ。また、現状議席数を下回り、過半数に届かなかったとはいえ、「大敗」というのもどうかと思う。2割減に過ぎず、前総理のあの支持率と消費税発言からすれば、善戦ではないだろうか。マスメディアが揚げ足取りのあら探しに成り下がってしまってから、負の連鎖が止まらない。党首も党首、不用意に発言すれば、過去のVTRから引っ張り出され、あの時こう言ったとまくし立てられる、政治とは裏の駆け引きありきではないのか?党の方針を政治に反映させる為には、連立もあって然るべきではないか。あせがらず(ちゃちゃを入れず急がず)腰を据えてほしいものだ。

E-620 ZD50-200mm LR3

 

波の向こうに見えるもの。その2

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ちとやり過ぎた感はあるのですが、Adobe Lightroomの段階フイルターと階調ブラシを使って見ました。階調ブラシは露光量・明るさ・コントラスト・彩度明瞭度・シャープと個別に調整が出来、その効果は微妙な調整から大胆な効果まで幅も広く、予めイメージがあれば簡単・便利な機能です。Photoshop等でも同じ事は出来ますが、一つのパネル内で操作が完結できるのは、Lightroomの方が使いやすい。

波を良く見ると色んな表情がありますね。波頭の上に跳ねるしぶきの粒、しぶきになる前の繋がった部分丁度版画で描かれる海の波見たいな代表的な波。下の方から巻き上げられる水の固まりの部分、液体なのに何やらジェルのような雰囲気とイメージがする。これらの行程がが連続して移動する。移動してくる波頭としぶきの部分にピントを合わせたいのですが、これもまた、どこでピークになるか分からないし、同じ波は二度と来ない。数多くシャッターを切っては来るもののこれはいいと言う波は、なかなか撮れないのです。

E-620 ZD50-200mm LR3

 

波の向こうに見えるもの。

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「濃霧の海にて」は、ひとまず終了です。撮り置きの分で同じ海の風景がありましたので何回かに分けてアップ予定いたします。たまに波を撮りたくなる衝動にかられます。波頭のアップから、光に煌めく波など表情も様々。無心に覗くファインダーには、初めてカメラを手にした時のあの感動が甦ります。飽きない写真への想いが消えないのをあらためて感じます。やっぱり好きなんでしょうね 。

学生時代はプロを目指そうと真剣に考えた時もありました。専門の教育を受けたというのでもないのに。。いや、専門どころか基礎知識すら独学であるため怪しいものです。同好会(後に倶楽部昇格)に呼ばれ強制的に入会させられ、シャッターを切る事の快感に酔いしれていたんですね。今になって考えれば若気の至りに尽きるのですが、恐いものなしの時代でした。専門で学んだデザイン、結局その道に進み現在に至っているのですが、撮り貯めた自分の写真をたまに紛れ込ませて、印刷仕上がりを一人秘かに楽しむ、そんな所で十分満たされる程度です。いやこの程度だから苦しみがなく、楽しさだけを得られているのだと思います。プロの方から観たら「おまえなぁ」でしょうが、まぁお許しを(^^)

E-620 ZD50-200mm LR3

濃霧の海にて。その4

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濃霧の海にてシリーズ中、一番ベタなイメージですがやはりこれも押さえておかないと。実際はアップした画よりもコントラストが低く、これもAFは効いたり効かなかったりで結局マニュアルフォーカスで撮りました。ピント自体ここだと言う感じではありませんでしたが、前後のボケから判断して、ここが山だろうという所で合わせました。

E-620 ZD14-54mm LR3

プラズマテレビの話が続きにあります。

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