色温度設定のプリセットが豊3000,3300,3600,3900,4000,4300,
4500,4800,5300,6000,6600,7500と予めセットされたこのプリセットはオリンパススタジオ2のRAW現像時とても使いやすいのです。
また彩度設定のプリセットもCM1(R強調)CM2(G強調)CM3(B強調)CM4(肌色強調)CS0, CS1, CS2, CS3, CS4 と記憶色に特化した設定がとても使いやすいのです。
設定次第では、こってりしたコクのある絵から、あっさりしながらも強調したい方向へ色味を振ることも可能です。
かつてE-300が発売された時、対応すべくオリンパススタジオがバージョンアップされました。しかし上記のE-1カメラ設定の反映が消えてしまいE-1ユーザーから怒濤のクレームが押し寄せ次のバージョンアップで復活されたのでした。
この時の経験からかオリンパススタジオ2にも、このカメラ設定が継承されています。
RAW現像時もカメラ設定と同じ設定が出来ると言うのは、安心感と、色出しの統一が出来るメリットがあり、RAWで好みの色を把握すれば、カメラの設定をその好みの設定にすることでJPEG派にも有効な恩恵を受けるのではないでしょうか。
このE-1独特のカメラ設定、はたしてE-3 にも引き継がれるのでしょうか。私にとっては、E-1後継機種と位置づけられたE-3の立ち位置を知る一つのポイントになります。
E-1 sigma150mm
この空中の葉っぱシリーズ、E-1では初めての撮影。今回はオリンパススタジオ2の設定をちょっとシックな色味に振ってみました。