記憶という名のパトローネ、OM-1に詰め込んで空シャッターを切る喜び。

M2さん企画「OMでトラックバック!【 俺のOM曝そうぜ!】」に参加させていただきます。
フイルム一眼レフはリアルでOM-1を使っていましたが、社会人になってから暫く写真そのものから離れていました。仕事場でEOS-1が導入され一眼復帰、まるで自分のカメラのように愛玩していました。その後独立をした機会に、同じくEOS-1を導入、ポジ撮りの日々を過ごす毎日を満喫していました。そして時代はデジタルへ、レガシーなシステムに疑問を感じ、E-1に共感したことで何十年振りかにOlympusへ復帰したのでした。そしてある日またOM-1ユーザーになっていたという訳です。【OM-1の過去アーカイブ

モノクロフイルムも自家現像まで舞い戻り、そのプロセスとあの現像液の匂いに思い出が甦ります。私にとってOMは多感な時期のキーワードアイテムで、側にあるだけで記憶を留めることができるそんな存在です。例えOMを模したデジカメがでても置き換わるようなそんな代物ではありません。

X?

SankeiPhoto(産経ニュース)によると、OM-Dの販売価格がレンズセットで10万円超とアナウンスされています。オリンパスのネットショップではE-PL3のボディが69,800円標準ズームセットが79,800円、キャンペーン価格ではありますが12-50のレンズセットが84,800円。この価格設定で行けば、標準ズームが10,000円、12-50ズームが15,000円となりますね。OM-Dボディ99,800円+標準ズーム10,000円で109,800円、12-50ズームセットが114,800円ということになります。

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待ち。

E620発売から3月20日が来れば、早くも丸三年になる。E-1サイズ以上のE-3,E-5をスルーしてきた身としては、まぁ、マイクロではあるが久々のファインダーが付く機種である。悔しいがこの所。そわそわとざわついた感じで気になる。E-XXXの代替えと散々アナウンスされながら、ここまで引っ張られるとは思わなかったな、散々お預けを食らっている分、条件反射的になってはまずいのだが、今日とてもフェイク写真に「おっ、OMまんまやん、レンズ着脱ボタンも復刻したのか・・」などと一瞬呟いていた。

XZ-1に付けたVF-2の使い心地から、少しは動体にも追従してくれる仕掛けがあれば、OVFの代替えも100%とはいかないだろうが、有りじゃないだろうか。使い始めはあまり良い感じは受けなかったが、使い込むうちに慣れも出てきた感じだ。後は最高SSに1/8000”が奢られるかどうかだろう、万が一1/4000止まりなら内蔵NDフイルターが不可欠なのだが、標準ズームのあのF値では必要無しと来るかも知れない。

E-1の観た風景。

年末の撮り納めのカットです。操作感に安心と信頼をおける機種はそう多くは無い。これに解像感がもっとあればなぁと・・オリンパスがあんな問題をおこしていなければ、Kodakの特許買って欲しかったな。

さて。。

在庫所分が続いております。これは今年の5月撮影です、E-1とKIRON105mmの組み合わせ。ボケに若干のまったり感はあるものの、ピントの合っている部分はシャープです。天気が天気ですからあれなんですが、全体的にうすーいグレーが被ってる感じを受けます。

さて、我らがオリンパスも、第三者委員会の調査報告書がだされ、現取締役は来年早々に全員退陣となる模様。株式上場がこのままいけるのか?イメージング部門の扱いがどうなるのか、まだ先が見えませんが、何となく明るい兆しを感じているのは、私だけでしょうか。この際こんな会社のカメラなんて、いっそのこと処分してフジかSIGMAに鞍替えしようかなどと、思わないこともないのです。ただ、今マイブームが「釣り」と言うこともありそこまでの情熱も投資する余力もなく、頭の中だけのドナドナシミュレーションで事は終わっています。しかし何処までトップメーカー嫌いなんでしょうね。。