Olympus E-M1,M.ZD ED 12-40mm F2.8 PRO フィールドテスト|3|光と原色

    

まず被写体がなんなのか、わかりますか?一枚目の赤いのと2列目左は、月決めしているタワーパーキングの車出口ドアの上についている信号ランプの接写です。ファインダーいっぱいにするのに手を伸ばし片手でシャッター切りました。黄色いハイライト部分のグラデーRAWがスムーズだったので、撮りっぱなしのをRAWから書き出ししました。パソコンのモニターに映し出された瞬間、ウソ!階調いいやんと呟いてました。赤と黒のコントラストも深い感じで、ハイライト部分の黃色も良く出ていると思います。カラーエンジンのなせる技だとは思いますが、12-40もいくらかは貢献しているのでは内でしょうか。

丸い光源のボケタのは、前に止まった車です。14-54mmでこういうシチュエーションだと例のぐるぐるボケが出るのですが、12-40のおかげなのか、これまた画像エンジンによるものなのか、E-M5で12-40を使って見るか、はたまたE-M1に14-54で試してみるか、一度検証してみないといけません。

次のトンネル内のは、ハイライト&シャドウコントロールでHIGHLIGHT7、SHADOW-7設定で書き出し。Olympus Viewer3のRAW現像でもハイライト&シャドウコントロールがE-M1から使えるようになりました。カラークリエーターも合わせて、試行錯誤がRAW現像で試せるのは、嬉しいです。

最後の二枚、白っぽい方は、カラークリエーターでCOLOR13、VIVID-2でRAWから書き出し、被写体はパジャマ代わりのジャージです。全体的に濃い感じで写るE-M1ですが、ちょっと露出を開けてハイキー気味にしても、中々粘ってくれる印象です。最後のグリーンは自宅の座椅子です、これはJPEG撮って出し。赤にしろグリーンにしろ、原色も良い感じです。

E-M1の色、これを見た感じではこってり系なのかな?E-1発売から10年、フォーサーズの新規開発はストップと言うことで、仕切り直しのE-1の色味を意識した色なの?まさかね・・・撮って出しでこの感じですから、かなり好みの色出そうなE-M1の初感です。