蝶撮りを始めて丸7年が経ちました。最初は姿をファインダーに収めるだけでも至難の業でしたが、蝶の種類や行動にも詳しくなるにつれ段々と近づくことが出来るようになり蝶撮りの楽しさ、森林散策の清々しさも満喫出来るようになりました。ゴミの一つもあれば拾ってゴミ箱へ入れるという真っ当な行動も出来るようになり、自然へのお返しも大事ですね。
ブレやピントが克服できるようになると、欲がでてきます。撮った写真を眺めていくうちに、蝶撮りで大事なのは背景ではないかと思うようになりました。どんなにピントや構図が良くても、背景がショボクては台無しで、没にすることが多くなりました。150mm以上の望遠で撮るときは木々の木洩れ日をバックにすると、バックの光を操れる事に気付いてからは、シチュエーションが揃えば実戦を心がけるようにしています。丁度説明出来る画がありましたので、このネタエントリーしてみました。
一番下の画がちょっと引いた位置での背景です。木洩れ日のボケに色々な色がぼけているのが見て取れると思います。蝶にピントを合わせたら、このバックの木洩れ日をどれにするか、頭一つ、半歩の移動、しゃがんだ状態で上半身のひねり、それくらいの移動で背景の選択ができファインダーは、上の3点の画で示したように劇的に変えることができるんです。アザミの花の間隔が微妙に違いますので、角度が変わっているのがわかると思います。余裕があるときにぜひお試しください。尚この記事上級者はスルーでお願いいたします。