雪の日でも上を見上げてみた。

今年まだシャッターを切っていないので、しばらくは昨年の在庫からになります。風と雪で足下を確かめながらの移動でした。カメラを構えるとファインダーに映る風景は地面に対して垂直の画になりますね。所謂、目の前の風景。雪が降りしきる中でもちょっとだけ頭を持ち上げるとこんな風景があると気付かされます。そして広い視野(画角)であればあるほど何も説明する必要は無いでしょう。すべてを写し込んでしまうと見る人に感動や共感を感じてもらうのは、視点とそれを表現できる技術やセンスが必要になりますね。片や望遠で切り取る視点は、撮る者のインスピレーションでメッセージを写し込んだつもりでも、伝わらなければ独りよがりの写真になってしまいます。何を伝えたいのか、何を言いたいのか考え出すとシャッターが切れなくなってしまいます。

銀世界!本番。

銀世界!というような画ではないですね(^^;ファインダーを覗くとどうもこういう被写体に目がいってしまいます。九十何年ぶりかの積雪量らしいです。うん、正月はこれくらい積もってくれると新しい年を迎えるんだという気になるから不思議です。すべてを真っ白に包み込んでリセットした感じですね。今年も色んな事がありました、おそらく来る年も色んな事があるでしょう、毎日の平凡な時間をかみしめながら、写真や日々の生活を楽しみたいと思う今年最後の日です。皆様良い年をお迎えください。

2010ラストの光を求めて2。

最後の〆にはやはり「灯台」は欠かせないと思い海側にも足を運んでみましたが、風が。。すんごい。アップ気味では自分ブレが激しくブレ写真を量産してしまいました。いつもは堤防はファインダーから外すのですが、暗い夕暮れの寒々とした海の雰囲気が出るかと引いた感じで、ポイントは灯台の点灯です。今年の撮影分を振り返ってみると相も変わらず「灯台」の写真を沢山撮っていました。軍艦島を撮ったときもそうなんですが、被写体が固定された定点撮影は、変化の付け方が限られてしまいマンネリ化は否めませんね。そういう意味では軍艦島はすぐに限界を感じてしまい「飽き」がきたのですが、灯台は不思議と飽きないです。距離的に近いことも撮影にすぐ行けると言う事もありますが、それだけでは語れない不思議な魅力を感じます。今年の撮影の反省会をどうしようか思案中です、トラックバックしようかしまいか。。

2010ラストの光を求めて。


日曜日、今年最後の出撃にいざいざ。強風と雨の中でしたし、夕方日没間際。雨でもあり最後の〆はE-1でと意気込んで見ましたが、体があおられる程の強風、自分の体事ブレまくりです。アップしたものは移動中車から撮ったものです、クレーンのランプが点灯する瞬間を狙って何度かシャッターを切りました。写真ライフも丸6年、悪条件になればなるほどなんか萌えてきてしまいます。今年一年を振り返ると、霧の日にリベンジして撮った写真のあれこれそれなんか印象に残っていますね。

E-1 ZD14-54mm LR3

「う〜ん」な気分3。

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今回もサルベージです。灯台と海なら山のようにあります(笑)ただ被写体が定点なため撮影場所も限られますから、どれも似たようなカットになるのは否めません。そんな灯台と海に変化をつけるには、鳥の配置になりますでしょうか。しかしこればかりは、行ってすぐに撮れるものでもなく、まったりとしながらひたすらチャンスが訪れるのを待つしかないのです。さらに鳥が飛来したとしてもこちらの思惑通りの場所を通ってくれるとも限らないのです。アップした画はE-620にZD14-54mmのセットで挑んだ一枚ですが、鳥の位置は思い通りの場所を通ってくれたのですが、こうなると灯台と鳥のどちらにピントを合わせて良いものか、とっさに判断つきませんで、無意識に動いている方のピントを追ってしまいました、結果灯台はピン甘という結果です。

E-620 ZD14-54mm LR3

大パノラマ。

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まるで宇宙船からのスポットライトの様な光が広い海を照らす。みるみるその光の束が移動していく。目の前に繰り広げられる壮大な光景に思わず息をのむ。こういう自然の大パノラマを見るといつも思う事がある「人間ってちっちぇ〜〜」 

 
E-1 ZD14-54mm LR3

2010、最後の蝶撮か。

_A310371-E-1.jpg10月31日の撮影になります、第一フィールドの展望台より灯台を撮影していると、展望台の外壁にひらひらと舞ながら丁度眼下に止まりました。1メートルもない距離です。ホフクでしか得られないアングルを見下ろしながら撮れるとはラッキーな出来事でした。