GT-X970 645 スキャンテスト

mamiya_001m.jpg流石にずば抜けた解像感では無いですが、35mmの約1.8倍のフイルムサイズは、粒状感にゆとりが感じられますね。この頃は、ちゃんとライティングして撮ってたんですよね・・・

デジ一では、1灯でレフ版のみでも結構光が回るし、RAWで何とでも調整出来ますが、フイルムはそうはいかないですよね。この頃の室内撮りは殆どフジのRTPを使っています。このカットは多分乳白のアクリのしたから1灯、トップに1灯とスポットを1灯じゃないでしょうか。

後はフイルターのLBA2+5MとR5,LBA4+M5とR5を良く使ってました。懐かしくも有り、その頃の撮影は楽しかった記憶で一杯です。あぁ〜気持ちがどんどんデジタルから遠ざかって行ってるなぁ(^^; スキャニングもとても楽しく取りこめています。スキャンする度に、過去の撮影した情景が一コマ一コマよみがえって来ますね。そう言えば、このミニカー何処に行っちゃったんだろう。。

 Mamiya 645 PRO 80mm F4N Mamiya Sekor Macro C フジRTP

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GT-X970 EZ color のポジ4X5ターゲットは35mmにも使っていいの?

eos_034m.jpg35mmのターゲットも別売りであるくらいですから本当は駄目なんでしょうね。厳密に言えばフイルム自体メーカーや種類でもちゃんとターゲットを変えないとイケナイのでは無いかと思いますが、そこまではね。

実際4X5で作ったICCプロファイルと、エプソン標準のICCでスキャニングして見ると、35mmポジフイルムでもEZ colorのICCプロファイルの方が階調の表現と色かぶりが改善されました。暫くはこの設定を基本としようと思います。 

この画のようなシャドーの多い物は以前のスキャナーでは黒ツブレしていてとても使えるようなスキャニングは出来ませんでした。解像感こそピカイチではありませんが、階調が豊かにスキャニング出来るのがとてもいいです。EZ colorのICCプロファイルに替えて、色の転び(特にシャドーに埋もれるような色調)も違和感が無くなりました。

 EOS-1 EF300mmF4.0L フジRDP 

昔は結構ポートレート撮ってるんですよね。

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GT-X970 DIGITAL ICE Technologyとホコリ除去機能比較

curtain_m.jpgGT-X970 のDIGITAL ICE Technology は、高精細のスキャニングになるほど気になるフィルムに付着した細かなゴミやキズなどを自動検出。スキャンする際に自動的に補完・修正すると言う物で、米国Eastman Kodak Companyの商標だそうです。

その効果は絶大で、画像劣化も殆ど無いようにさえ思えます。続きを読むにビフォーアフター画像をアップしています。また、ホコリ除去機能も合わせて試しましたが、ホコリ除去では取れないゴミも、IGITAL ICEでは完璧に取ることが出来ました。良いことばかりのIGITAL ICEですが、ただ一つスキャニングに時間がかかります。このブログアップサイズ714×1070ピクセルで4分程かかります。

拡大画像は解像感6400DPIで部分スキャン。こういう階調の幅の狭い画像も、スキャナの自動階調が良く効きます。今までだったらトンでも無い色になり、手動でヒストグラムの入力の△をスライドさせるのが最善の方法でした。しかし自動階調でもちゃんと出るんです。プレビュー画像では解らないくらいの小さなゴミのシャドーを読み取ってると言うことでしょうかね。

EOS1 フイルムフジRHPレンズは解りません。

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GT-X970 アンシャープマスク

sharpness_offm.jpg sharpness_jyaku_m.jpg 左画像がアンシャープマスクOFF 自動階調ON後トーンカーブで微調整その他は「DIGITAL ICE Technology」を画質優先でスキャニング。

右画像は、更にアンシャープマスク設定を「弱」充分シャープになりますね。設定出来るのは、弱・中・強の3段階でデフォルトは中設定です。取り込む解像度によっては中・強も必要になると思いますが、ブログアップくらいなら弱で充分な感じです。ピントが甘いと言うネットの評判は、このアンシャープマスクなしの事を言っているのでしょうかね。

残念ながら、カメラ・レンズ・フイルムのデータなしですが、フイルムはフジのポジ(T−T)

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GT-X970でポジスキャン 「肌色」

girl_m_rgb.jpg girl_m.jpgこのサイトをブログ化する前にアップしていた時もあった画ですが、改めてスキャニングして見ました。

カメラはカメラマンから借りた、ニコン機、機種名は覚えていないのですがレンズはFE500mmの表記が残っていました。フイルムはフジのRDPです、ヴェルビアが出る前は、良く使っていたポジフイルムです。

アップした画像は左がAdobe_RGB 右がsRGBです。フイルムの色はAdobe RGBにかなり近いです。今までsRGBプロファイルを埋め込んでいたのですが、ブラウザ側の色管理もちゃんと出せる物が多くなって来ていますので、今後はAdobe RGBで行こうかと思います。

写真の在庫が底を突いてしまいました。暫く過去写真のスキャニングでお届けします。

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比較

P6020595-E1_1454m.jpg om-1_gt-x970m.jpg om0008m.jpg 左)E-1 ZD14-54mm
中)GT-X970
右)前機種キャノン9900F

一見9900Fが検討しているように見えますが、スキャニングとその後の色味等かなりの時間をかけて出した絵です。一方、GT-X970のスキャニングは、時間にすれば10分くらいでしょうか、「自動」の色だし任せでスキャニングした物、慣れると設定からスキャニングまで3分ほどで出来ると思います。

両方を比較するとGT-X970の方が葉っぱの部分や路地の模様等、若干解像感が上回っているようです。これ位のサイズでは飛び抜けて解像感あるとは言えませんが、もっと大きいサイズでスキャニングすると差が開いてきます。

GT-X970のスキャニング、ネットではピントが甘いと言う話を見ていましたからちょっと心配していました。その前にこの所のネット販売の在庫状況を見ると、取り寄せ1〜3週間と言うのが多く、発売して2年になろうとしていることから、もしかしたら在庫調整で、9月には新製品が出るのでは無いかと言う気もするんですよね。

しかし、今あるスキャン機のこの価格対で他に選択肢が無いのも事実、逆に言えば2年のバグフィックスで枯れたスキャン機になっているし、価格も4万ちょっと。おまけにPhotoshop Elementsとカラー EZcolorソフトと、透過・反射のターゲットまで付いてくる。この二つのソフトだけでもね。因にPhotoshop Elementsはカタログ上はバージョン4ですが、実際は6が同梱されています。まぁ、お買い得感は「今が旬」と言う訳で、思いきって導入して見ました。

で、ピントの話に戻しますと、フイルムホルダー良く出来てると思います。ネガのスリーブをセットするとシッカリとロックされ、フイルムにたわみはありません。太鼓の革のようにピンと張ってる状態です。キャノンの前機種に比べるととても良くできていると思います。

今の所、ピントが甘いと言う印象はないです。

最初の洗礼は、35mmネガのコマサイズがかなり長く取り込まれてしまったこと。アスペクト比がかなり変になり1:2位の比率になるんです。後で設定場所が解ったのですが、環境設定のプレビューで「サムネイル取込領域」がデフォルト「小」になっていました。ここを真ん中の「中」か「大」にするとフイルムの外側まで表示し、2:3比率でトリミングできました。画像が切れるデフォルト設定ってどうなんでしょうね。ちょっと不親切な気がします。

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フイルム現像に必要なその他の機材

P6214086-3001454m.jpg P6214101-3001456m.jpg フイルム現像タンクの他に必要な機材は、あと3つ。

kingと共にお世話になるのはLPLの温度計・フイルムクリップと1Lが量れるビーカーです。現像をうまくやるには無くてはならない温度計、現像液などの溶解にも決まった温度で溶かすのと、現像時の温度を一定に保つために必需品です。好みもありますが昔使っていた懐かしさもあり、「ステンレス温度計II」を選択しました。
目盛りがビニールコーティングされ使っているうちに目盛りが消えることもありません。また、外側にステンレスケースが施され、現像液を溶く時のカクハン棒にも使えます。そして一番のポイントはステンレスのスライド式目盛り指示、設定したい温度に目盛り指示を合わせておくと(2枚目写真参照)、温度変化が一目瞭然です。夏場は水をはったパッドかボールに、氷を入れることで温度管理をします。(冬場はお湯を用意)

次にフイルムクリップ、これは現像したフイルムを乾燥させる時に、フイルムの上下に取り付け吊るしておく為の物。他でも代用できるかも知れませんが、専用品だけに良く考えられています。乾燥後のフイルムがカールしない為にも必需品です。
1Lビーカーは溶剤を作る時に必要になります。1Lを量るのにペットボトルでも代用できますがカクハンする為に広口の物が必要になりますから、計量とカクハンする容器として必要ですね。
これで機材は揃いました。費用は現像タンク2,800円、温度計920円、フイルムクリップ(2個セット)670円、ポリビーカー(1L)560円のトータル4,950円です。5,000円かかりませんでした。後は、現像液等を貯蔵するのは会長を見習ってペットボトルを利用します。ペットボトルに移す最ジョーゴが必要ですね、これは100均で調達しようと思います。
どうです?!意外と簡単な機材と価格で自家現像出来ると思われませんか。自分で撮ったフイルムを自分で現像する。これはやって見るとハマりますよ、デジタルでは絶対に味わえない、充実感と写真の楽しさに満たされること間違いなしです♪
詳しい購入先等は、「フイルムを月に1本使うの会」会長の手抜き フィルム自家現像のススメに詳しく紹介されています。
E-300 ZD14-54mm LR

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