蝶撮りは天然ボケで決まり!

蝶撮りを始めて丸7年が経ちました。最初は姿をファインダーに収めるだけでも至難の業でしたが、蝶の種類や行動にも詳しくなるにつれ段々と近づくことが出来るようになり蝶撮りの楽しさ、森林散策の清々しさも満喫出来るようになりました。ゴミの一つもあれば拾ってゴミ箱へ入れるという真っ当な行動も出来るようになり、自然へのお返しも大事ですね。

ブレやピントが克服できるようになると、欲がでてきます。撮った写真を眺めていくうちに、蝶撮りで大事なのは背景ではないかと思うようになりました。どんなにピントや構図が良くても、背景がショボクては台無しで、没にすることが多くなりました。150mm以上の望遠で撮るときは木々の木洩れ日をバックにすると、バックの光を操れる事に気付いてからは、シチュエーションが揃えば実戦を心がけるようにしています。丁度説明出来る画がありましたので、このネタエントリーしてみました。

一番下の画がちょっと引いた位置での背景です。木洩れ日のボケに色々な色がぼけているのが見て取れると思います。蝶にピントを合わせたら、このバックの木洩れ日をどれにするか、頭一つ、半歩の移動、しゃがんだ状態で上半身のひねり、それくらいの移動で背景の選択ができファインダーは、上の3点の画で示したように劇的に変えることができるんです。アザミの花の間隔が微妙に違いますので、角度が変わっているのがわかると思います。余裕があるときにぜひお試しください。尚この記事上級者はスルーでお願いいたします。

Olympus OM-D E-M5 とSIGMA 150mm F2.8 APO MACRO EX DG HSM でツマグロヒョウモン

例年だとパソコンの熱がこもった部屋は5月には冷房を入れていた記憶ですが、まだ、会社では冷房を入れることなく過ごしています。朝・夕はちょっと肌寒さも残りますが、昼間の気温が27度近くに上がり、すぐそこに夏の気配を感じます。フィールドも段々と賑やかになってきて元気な蝶が舞い始め、種類も多く目にするようになりました。

日曜日も遠くの高い木の上を舞っていた遠目にオレンジの蝶、休憩を兼ねて暫く観察していると、徐々に高度を下げて来ているのがわかりました。これはもしかしたら下の方に止まるのではという雰囲気です。やりましたね止まってくれました。安全カットを撮りながら、徐々に間合いを詰めて、1m50cm位まで接近することができました。1〜2枚目は最初と最後のカットです。共に横位置撮りから、縦にトリミングしています。絞りはF4.0です。蝶にピンが行き渡るようにF8.0迄絞ったものも一緒に撮ってみましたが、バックのボケ具合を考えると、やはり開けた方がスッキリしますね。

初めてのYouTube。

YouTube初トライです。編集したかったのですが、面倒で(^^; レンズはSIGMA 150mmF2.8 macro です、手動のフォーカスになります。静止画なら一気にピント合わせをしますが、前後手動のコントラストMF状態は見苦しいかなと思い、じわーっとピンを寄せて撮りました。望遠域での動画撮影はさすがに画面がぶれますね。

メカ好きなアカタテハ。

ヒンヤリ感が好みなのか映る姿にうっとりしているのかはわかりませんが、何故か金属に止まるアカタテハでした。金属好きと言えば私とて同じ部類、マグネシウムボディのカメラに惹かれる身としては、このアカタテハを特別視できる立場にはないのですけどね。

OM-D E-M5導入から速くも2ヶ月になろうとしています、この間のレビューも今までの機種でしたら、やれ何とかテストだ、それここがあーだと詳細にまくし立てるのが今までの常でしたね。ところがこのOM-Dに関しては、何故かそういう流れにならず、ひたすら撮りまくっている現状があります。不思議な傾向だと自分自身でも思うのですが、手にした瞬間から伝わる凝縮されたボディでありながらその詰め込まれた性能の高さや、練り込まれたであろう各部への配慮されたデザイン、短めのレンズをセットした時の心地よいバランスは、何とも言えないメカの魂が語りかけてきますね。

細かい部分では改良して欲しい部分が無くもないのですが、それを云う以前に搭載された機能を使いこなす方が先でもあり、またOM-Dを語るにはM.ZDレンズを装着しての評価が礼儀ではないだろうかと思います。残念ながら所有のM.ZDレンズは12-50と9-18の2本のみで、OM-Dの正当な評価ができる環境にありません。今後のレンズをどうするか、マクロは6028が控えているので問題なしですが、望遠域の200〜300mmの単焦点と明るい標準クラスを1本欲しいなと思っていますが、オリンパスのレンズロードマップどうなるのでしょうね。

 

日陰咲く

気温が上がってやっと蝶たちを見かけるようになってきましたが、先週以上に草刈りが進みフィールドは丸坊主状態です、いつもの場所のアザミは皆無で、なんとか海岸側の一角に残るのみとなりました。蝶もよく知っているもので、ちゃんとアザミの場所に全員集合してるんですよね。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 カメラグランプリ2012 カメラ記者クラブ賞受賞

カメラグランプリ2012大賞は、ニコンのD800が受賞、OM-Dにとってはデビュー時期が悪かったですね。オリンパスの歴代のカメラを知るユーザーにとっては、OM-D E-M5 は間違い無くカメラグランプリ大賞に値するんですけど、取り敢えずカメラ記者クラブ賞を受賞したM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 を喜ばしく思います。