ヒンヤリ感が好みなのか映る姿にうっとりしているのかはわかりませんが、何故か金属に止まるアカタテハでした。金属好きと言えば私とて同じ部類、マグネシウムボディのカメラに惹かれる身としては、このアカタテハを特別視できる立場にはないのですけどね。
OM-D E-M5導入から速くも2ヶ月になろうとしています、この間のレビューも今までの機種でしたら、やれ何とかテストだ、それここがあーだと詳細にまくし立てるのが今までの常でしたね。ところがこのOM-Dに関しては、何故かそういう流れにならず、ひたすら撮りまくっている現状があります。不思議な傾向だと自分自身でも思うのですが、手にした瞬間から伝わる凝縮されたボディでありながらその詰め込まれた性能の高さや、練り込まれたであろう各部への配慮されたデザイン、短めのレンズをセットした時の心地よいバランスは、何とも言えないメカの魂が語りかけてきますね。
細かい部分では改良して欲しい部分が無くもないのですが、それを云う以前に搭載された機能を使いこなす方が先でもあり、またOM-Dを語るにはM.ZDレンズを装着しての評価が礼儀ではないだろうかと思います。残念ながら所有のM.ZDレンズは12-50と9-18の2本のみで、OM-Dの正当な評価ができる環境にありません。今後のレンズをどうするか、マクロは6028が控えているので問題なしですが、望遠域の200〜300mmの単焦点と明るい標準クラスを1本欲しいなと思っていますが、オリンパスのレンズロードマップどうなるのでしょうね。