前回の撮影で2010年の撮り納めとしては、時間帯も日没でタイムアウトでもあったし何となく消化不良気味でスッキリしないモヤモヤしたものが残ってしまいました。と言うわけで本日出社前にちょいと寄り道してきました。しかし今日も強風に雨という最悪の天候です。現地に着くと海も大荒れで、普段は静かなテトラポットに波がぶつかりしぶきをあげていました。波消しブロックとはこういうことなのかと一人納得したりしながらシャッターを切ってました。E-1で撮りたかったのですが、50-200mm使用と言うことと前回の風による自分ブレを考えるとE-620の手ブレ補正に保険をかけた方が良さそうだと判断しました。(続きページにあと2カット)
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2010ラストの光を求めて2。
最後の〆にはやはり「灯台」は欠かせないと思い海側にも足を運んでみましたが、風が。。すんごい。アップ気味では自分ブレが激しくブレ写真を量産してしまいました。いつもは堤防はファインダーから外すのですが、暗い夕暮れの寒々とした海の雰囲気が出るかと引いた感じで、ポイントは灯台の点灯です。今年の撮影分を振り返ってみると相も変わらず「灯台」の写真を沢山撮っていました。軍艦島を撮ったときもそうなんですが、被写体が固定された定点撮影は、変化の付け方が限られてしまいマンネリ化は否めませんね。そういう意味では軍艦島はすぐに限界を感じてしまい「飽き」がきたのですが、灯台は不思議と飽きないです。距離的に近いことも撮影にすぐ行けると言う事もありますが、それだけでは語れない不思議な魅力を感じます。今年の撮影の反省会をどうしようか思案中です、トラックバックしようかしまいか。。
「う〜ん」な気分3。
今回もサルベージです。灯台と海なら山のようにあります(笑)ただ被写体が定点なため撮影場所も限られますから、どれも似たようなカットになるのは否めません。そんな灯台と海に変化をつけるには、鳥の配置になりますでしょうか。しかしこればかりは、行ってすぐに撮れるものでもなく、まったりとしながらひたすらチャンスが訪れるのを待つしかないのです。さらに鳥が飛来したとしてもこちらの思惑通りの場所を通ってくれるとも限らないのです。アップした画はE-620にZD14-54mmのセットで挑んだ一枚ですが、鳥の位置は思い通りの場所を通ってくれたのですが、こうなると灯台と鳥のどちらにピントを合わせて良いものか、とっさに判断つきませんで、無意識に動いている方のピントを追ってしまいました、結果灯台はピン甘という結果です。
E-620 ZD14-54mm LR3
「う〜ん」な気分2。
水平線の夏。
濃霧の海にて。その4
濃霧の海にてシリーズ中、一番ベタなイメージですがやはりこれも押さえておかないと。実際はアップした画よりもコントラストが低く、これもAFは効いたり効かなかったりで結局マニュアルフォーカスで撮りました。ピント自体ここだと言う感じではありませんでしたが、前後のボケから判断して、ここが山だろうという所で合わせました。
E-620 ZD14-54mm LR3
プラズマテレビの話が続きにあります。
濃霧の海にて。その2
家を出て回りの濃霧に煙る様子に、頭に浮かんだ映像がこれ。この場所は時たま登場するいつものフィールドの海側に降りた場所です。晴れや曇りの日は水平線上には、対岸にある島が浮かんでいます。この霧の深さなら、遠景は霧に隠れて幻想的な海のイメージが撮れるのではないかと思ったのでした。3Dで云う「fog」が本来の自然現象で再現された見事な霧に、思わずニヤリだったのですが、イザ撮影を始めるとこれが中々難しい。撮影データを見るとこの場所で丁度10分撮影していました。10分って意外と長いですよ、いかに悩んでいたか。
まず、砂浜のゴミが少ない場所と良い感じで波の来る場所が中々ない。砂浜自体は100m位の長さ、その中で海に岩が写らず砂浜がキレイなポイントを探してうろちょろ。次は波のタイミングをどこにするか、押し寄せて来る波頭、一番ピークになる時は下の砂が舞い上がり波が土色になってしまう、そのピークになる一歩前でシャッターを切って見るも、海と砂浜の間に、波頭の白い波が丁度境界線の様になるだけ、何だかイメージと違う。暫く観察していると、波が引く時の砂浜に残る水のベールがうすーく広がる。大きな波が来た後は引いて行く波に、次の波が押し寄せるタイミングがあることに気づく。シンプルな画程難しいなという感じです。画の砂浜部分は当然ですが、画面上でゴミ拾いしています。いやぁ〜オールマイティーに使えそうな良い素材が撮れた、この日の出撃一番の成果物でした(^^)v
E-620 ZD14-54mm LR3
海全体はこんな感じでした。