.iba→.ibooks

.ibaと言う新しい拡張子、本日この拡張子で保存するアプリケーションがお披露目されました。アプリ名は「iBooks Author」、iPadのibooks 形式の本を簡単作成することができる電子書籍作成ソフトです。基本的には iWorks+iWebの操作の流れを進化させた印象ですが、グラフや表組み更に動画3Dデータも挿入でき、Keynoteのデータも配置することができる。目次も自動で作成され、索引まで対応。いや〜、凄すぎる。しかもこのibooks Author 無料アプリなのですよ。

iPadをMacに接続していれば、iPadでプレビューすることができる。「公開」を選択すれば iBookstore に公開することも(販売者アカウント登録が必要)でき、iBookstoreの敷居が低くなりましたね。更に書き出しの特筆は「.ibooks」形式でも書き出せることで、iBookstore に依存することなくHPなどで配布することも出来ます、iPadユーザー以外にはPDFの書き出しもOKです。

特筆はウイジェットにギャラリー、メディア、HTML等用意され JavaScript や HTML コードにも対応しているから凄い。何度も言いますがこれが無料なんですよ。今のところ縦書きやルビに対応していないのですが、いずれはやってくれると思います。これで「Sigil」ともお別れです。

3月までにiPad形式でフリーペーパー作成の案件があり、PDFでお茶を濁そうかと思ってましたが光が見えました、本当にスティーブに感謝です!!

【追記】
ルーラーからは、ガイドライン(補助線)も引っ張り出せるじゃないか!!とにかく各設定が細かくできる仕様になっていますね。「書類の警告」というメニューもあり、何らかの不備があった場合、エラー箇所を明示してくれるようにもなっています。

尚、iPadでのプレビューにはibooksを2にバージョンアップしておく必要があります。
Youtubeに簡単なレビューが掲載
http://www.youtube.com/watch?v=vV_vq3xtxpY

2件のコメント

  1. M2pictさん
    電子書籍での主導権を取るための無料アプリ配布だと思いますが
    完成度から考えると嬉しい限りです。
    独占契約状態とは、iBookstoreにアップしちゃうと、
    Amazonとかでは出せないということでしょうか、知りませんでした。
    縦書きとルビにも対応するのは時間の問題でしょうから
    出版界も変わりそうですね。

  2. 凄いアプリが出ましたね。
    その割には基調講演が、、、無理からぬ事ですが。

    iBookstore に出すと自動的に一種の独占契約状態になるようです。
    (エントリー時に初めて指摘されるとか)
    そこだけはちょっと注意しておきたいですね。

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