とかく小さいと言われるフォーサーズのファインダーですが、私も最初覗いた時は、E-1でさえも少し戸惑いました。しかし、すぐに慣れるもので、小ささはさほど気にならなくなるものです。小さいファインダーとピントの山の掴み安さは別物で、E-1のファインダーはピンの山は掴みやすい方。
かたやE-410,E-510はどうかというと、標準ズームのF値の暗さから、E-1よりも明るめのファインダースクリーンが搭載されているようで、掴みやすいとは言えない感じ。焦点距離にもよるのですが50mmを超えた当たり位からピンが掴みやすくなりますが、50mmから広角域になるとちょっとつらいと言わざるを得ません。
そこで、Olympus純正のアクセサリーME-1の登場です。ファインダー内の視野を約1.2倍に拡大できノーマルと比べると格段に視認性は良くなります。一度付けると外した時とのギャップが有り過ぎ標準装着が当たり前に成る程。しかし、欠点も有り、メガネ使用では右側のファインダー情報が視野から外れてしまいます。撮影中は最初に確認するだけで、殆ど見てませんからそんなに不便は感じません。視点を右にずらすことで、確認できないことも無い言った感じ。
装着時とノーマルのファインダーを撮影した画像が「マイコミジャーナル」で紹介されています。希望価格税込5,250円、実売3,900円位でしょうか。他社のマグニファイヤーアイカップよりも像の写りがよく、Olympus機以外にも着いてるのをたまに見かけるほどです。
E-410 sigma150mm