ところでオリンパスEシリーズはどうなるの?

α100一色のデジ一情報ですが、オリンパスの今後の展開はどうなるのでしょうか。公開された特許情報から推測されるのは。新しいAFと手振れ補正。OM時代よりAF化に乗り遅れフィルム一眼から撤退した苦い経緯があるオリンパスですから、それなりの構想を持ってデジタルで参入してきたのでしょう。スピードこそ最速ではないですが、正確さという点ではよい勝負をしているのではないでしょうか。
AFポイント3点ということで他機種から見れば見劣りしていましたが、5月から6月にかけて公開された特許情報には、縦5×横5の25個のフォーカスポイントと一気に増えています。25個オートでフォーカスすることも、1点のみを選択する事も、グループ化して任意の列のみを選択することもできるマニアックなもとなるようです。C-AFの撮影シーンにおいて任意の一列をチョイスすれば、横移動の被写体に対して、今までのようにフォーカスポイントから外れた場合のAFの迷いが少なくなり、ピントが合ったままの追従精度改善に大きく寄与すると思われます。


一方手振れ補正は、パナからレンズ方式が発表されているからではないでしょうが、素子制御のボディ駆動を考えているような特許情報があります。既存のブレ補正は縦と横のブレに対して補正をかけるものですが、オリンパスは更に、回転に対するブレをも補正しようと考えて要るようです。更に補正結果をファインダーで確認出来る仕様にまで発展させ完成度を上げたいようでもあり、完璧というか、やるならとことんという技術屋魂爆発の感じですね。
この特許情報通り製品化出来れば、遅れていたAFやブレ補正は、他社に追いつき、あるいは一歩先を行けるものになるのではないでしょうか。ただ市場投入に対しては、他社との競合があるわけですから発売のタイミングも重要だと思います。とにかく次機種を楽しみに待ちですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください