ニコンからD2Xsが発表されました。D2Xのマイナーバージョンアップ版です。このバージョンアップをどう見るかですね。最近のデジ一の開発スピードは速過ぎます、まるでPCと同じような新製品ラッシュ。市場のシェアを獲得する為に次から次と。メーカーにしてみたらサイクルが短い上に価格競争も加味され利益率を考えると、ボディでは採算が取れなくなってきているのではないでしょうか。ペンタックスの大株主から、この家電の様なサイクルでは採算が取れないので、デジ一市場から撤退しなさいと言う意見まで出ているようです。
同じ金型を出来るだけ使い、少しずつでも完成度を高めていくそう言う息の長いボディが、周辺機器とか使い込んでいく使用感など考えるとユーザーにも利益になるように思います。
ニコンの今回のD2Xsは、そう言う目で見ると、私は好きな戦略です。
オリンパスはというと、拘り過ぎている部分があるんでしょうね、E-1に800万画素の(E-300に積んだ素子)を搭載したマイナーバージョンアップ機を発売しても良かったんじゃないかなと思います。E-1も併売であれば問題なかったような。
特許出願からみると、手振れ補正も何やら完璧な物を出しそうです、気まじめなオリンパスですからね、まぁそれが「拘り」なのかも知れませんが、中途半端な物を矢継ぎ早に出されるより所有した時の愛着もひとしおなのですが(笑)