オリバカ
「オリバカ」をWikipediaで調べてみると
オリンパスのカメラに熱狂するオリンパスのカメラ好きの総称。特に米谷美久(まいたに・よしひさ)氏が手がけたPenシリーズ、OMシリーズ,XAシリーズをこよなく愛する人、またその集団。フイルム機から撤退したオリンパスが2003年デジタル一眼レフカメラ「E-1」で再びオリバカが増殖。
2009年マイクロ一眼と称するE-P1を発売、これを境にオリンパスはフォーサーズの開発を停止し、死にもの狂いでマイクロのフラッグシップ機開発に没頭した。取り残されれた感が否めないフォーサーズ使いは2010年9月ネットに流れた誤訳情報や、その後オリンパス開発陣の寺田氏の、フォーサーズはマイクロに移行する発言を受け、日頃抱いていた不安を一気に増幅させることとなった。この時に怒り心頭のフォーサーズユーザーから発せられた「オリのバカヤロー」と言った一言が後に「オリバカ事件」として歴史に残る。現在ではこの事件の事を称して「オリバカ」と呼ぶ。
いや冗談ですよ。
昨日、私も寺田氏の発言を受け、感情のままに書いてしまったのですが、ところがHiro_Sakaeさんの一言レスのスレッドを読むうちに、なんか違うかもと思うようになってきました。集団心理のデマ騒ぎにも似た違和感を覚えだしたのです。まぁ、そういう不満を蓄積した要因はもちろんオリンパスの方にも色々あるのも事実なのですが、E-1でまたオリンパスに復帰した当初の、機能やスペックは2強には及ばないのは百も承知だったはず、マイナス面一切合切含めての「オリバカ」復帰だったはず。
E-3は重さ的に逝かなかったのですが、その進歩は素晴らしいものでした。E-5にしたってきっと素晴らしい絵に仕上げられているはず。そんなフラッグシップ機を出しながらも、マイクロに置き換えようとしている開発陣。いまここでオリバカを止めちゃっていいのか?昨夜から自問自答を続けています。たかがカメラにとお笑いください(^^;
ましてやフォーサーズが正式に終わった訳でもないのに、まだ、マイクロのフラッグシップ機を見たわけでもないのに。そういう思いが沸々と。。
正式にフォーサーズが終焉を迎えるまで今一度「オリバカ」で居てみようと言うのが今の心境になっています。E-5をフォーサーズ最終フラッグシップ機とするほどの可能性を秘めたマイクロフラッグシップ機、まずは登場まで静かに見守ろうと思います。導入するかは現物を見ての話。尖ったオリンパスに期待して今一度「オリバカ」宣言させて頂きます。もちろんシグマのSD1にもアンテナは張ってね。