Quark社からQuarkXPress 2018 のアップデート バージョン: 14.0.1が出ました。その品質と安定性を向上させる為とのことですが、アップデートの中にフォントメニューの改善があがっていました。ファミリーを持っているフォントがこれまでは個々にメニュー表示されていたのが、フォント名をクリックするとその先からファミリーのフォントが選択できるようになるようです。
早速バージョンアップしてみたところ、な、な、なんと日本語フォント名がちゃんと日本語で表示されるようにもなっています。QuarkXPress 2018を導入した際、フォント名が英語表記になっていると、サーポートにも訪ねたやつです。システム上は日本語でも英語表記で記載され、システムからフォント名を取っているので仕方ないかもと説明を受けていました。
QuarkXPress3.3から使っていますが、今までフォント名はずっと日本語だったのにと思いながらも、日本から現地法人を撤退させた位だからQuark社にとって日本は市場ではなくなったのかなと諦めていたのですが、これはとても助かります。
ことえりを使っていない状態でのルビ打ちも、ショートカットキーを押してもルビを打つポップアップウインドウが一瞬開いて閉じてしまう現象。最初ショットカットを押し続けてポップアップウインドウが3回位表示した後に、ちゃんと開いたままになりました。その後は普通にショートカットキーでポップアップウインドウが開いてくれるようになります。ことえりを使わなくても何とかルビが打てるようになったのはありがたいです。
ただ、今回のアップデートではMacOS Yosemiteが切り捨てられた模様です。