オリンパス 「未来創造研究所」研究成果「軸対称自由曲面レンズ」

P6150015_E-1m.jpgオリンパスの研究機関として「未来創造研究所」というのがあるのをご存知でしょうか。

一般的な研究開発では、次の機種もしくは、その次の機種の開発をしていてオリンパスのチャートでは「将来」に対してこの未来創造研究所では、もっと先の5〜10年あるいはもっと先の為の研究をしている機関です。いわゆる「未来」まぁベタな名前であるので想像はつくんですが^^; 

この未来創造研究所の最近の開発品が公開されています。すでに見られた方もいらっしゃるとは思いますが、一応オリンパス応援サイトなので(汗)ご紹介を。 

2007年7月6日に球面・非球面レンズを超えた新光学系「軸対称自由曲面レンズ」の設計手法を開発、同年9月21日には、軸対称自由曲面の設計方法が日本光学会の光設計優秀賞に選ばれています。

この「軸対称自由曲面レンズ」はいったい何なの?と思われるでしょうが、分かりやすく言えば「全方位カメラ」これは、このレンズを使って撮影された画像を見ていただければ一目瞭然。

魚眼とも違う、本当に全方位が写し込まれ像の歪み殆どない感じです。今週月曜日にも新しいサンプルが掲載されています。 なんかオリンパスらしい取り組みですね、近い将来の先の未来には発売されるんでしょうかね^^  

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E-1 ZD50mm LR


P6150015_E-1.jpg

4件のコメント

  1. arataさん
    どうもです。
    色んなことやってるんですね。
    こう言う研究環境が、新発想や将来の製品の基礎になったりするんでしょうね
    新たなものはせかされない事も重要かもしれません。

  2. オリンパスの未来創造研究所、ありがとうございます。
    おもしろそうですね。
    目先の商品開発だけに力を注ぐメーカーが多い中、オリンパスは余裕があるのかな?
    いずれにしても企業にはこういう先のものを見つめる研究をしてほしいと思います。

  3. うさぎ主義者さん
    落ち葉は、移動中中々気に入った被写体がない時の切り札です^^;
    毎回1〜2カットは撮ってるんですけど
    ネタ切れの時にいいですよ(笑)
    今回は雨天で水滴も乗ってたので、アップだと色んな表情がありましたよ。
    自身の雨対策が必要になりますけど、E-3雨天に使わない手はないです。
    全方位レンズ、思いの外歪みがなくて奇麗な描写ですよね
    色んな分野に応用できそうな、基礎研究なんでしょう、未来が楽しみです。
    魚眼で撮影して、ソフトでパノラマ写真にできますので
    この全方位レンズでパノラマにすると面白そう。
    防犯カメラは一番に考えました、内視鏡もありですね。
    あと、車に搭載して全方位見れたら死角がなくなり安全かもしれません。

  4. 枯葉の茶色の色合いと水滴のアクセントがキレイですねー。枯葉って注目したことなかったですけど、こうやって見ると、使い込んだ革のような深い味がありますね。
    どうも自分は休日でも雨が降ると出不精になってしまうんですが、、、雨の日にしか撮れないものが沢山あるし、せっかく防滴カメラを買ったし、がんばらなくては^^
    オリンパスにはそんな研究所があるんですね! ご紹介の全方位レンズ、面白いですね。こういったレンズって「趣味のカメラ用」だったら用途がすごく限定されちゃいますが、別の分野で需要が沢山ありそうな気がします。
    例えば潜水艦の潜望鏡とか、一般用の防犯カメラとか、360度死角がないレンズって需要があるかなと。
    他に例えばオリンパスの得意分野である内視鏡とか。内視鏡って先端部の方向を変えれるように工夫してますが、このレンズだったら方向を変えずに360度見えてしまう。(←ものすごい小型化ができたら、の話ですが…)
    まったくの素人考えですが、可能性を考えるといろいろありそうなレンズですね!

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