ちょうど2年前に導入したHP Designjet 30(A3ノビ)が調子悪くなってしまいました。ライトシアンが印字されなくなり、おそらくプリンターヘッドの交換で回復すると思い、ネットで注文しようと思ったのですが。。
HPのネット販売は生憎ライトシアン用のみが在庫なし。仕方なくアマゾンで在庫店があり、カードで注文。これで何とか仕事に間に合うと思ったのもつかの間、送られてきた返信メールには、「納期1週間〜10日」うそだろ、在庫無いやんか!
これはやばい、月曜日までにわんさかプリントしないといけない。HPの同じプリンターはすでに製造していない。ポストスクリプト印刷をするのでソフトリッパー(EFI Designer Edition)が対応していないプリンターでは意味がない。HPで唯一、今所有しているソフトリッパーが稼働するのはA2プリンターのHP Designjet 90rです。
HP Designjet 30も給紙トレーからの紙送りが出来なく、手差し印刷していて面倒だし、排出時に紙を転がす歯車が3つほど外れてるし。この際、頼んじゃえ! と言うことで注文し、本日来たのが写真の箱、上に乗ってるカメラはE-1です。でかっ!人が余裕で入りそうな箱の大きさにちょっと唖然。
気を取り直して開梱。プリンターインクやプリンターヘッドはセットされていません。ここで先走って電源を入れる前にインクやヘッドをセットしてはいけません。HPの場合まずは電源を入れます。プリンターが起動し、おそらく初期情報を準備しているんだと思います。インクやプリンターヘッドが装着されていないのをプリンター側が認識、その後インク、プリンターヘッドの順にセットしていきます。最後にプリンターヘッド位置の調整を自動で行います(1枚プリントされるのでB4用紙を給紙トレイにセットしておく)調整が終わると自動で電源が切れます。
もう一度電源を入れドライバーのインストール、その後、メンテナンスツールからキャリブレーションを行います。ソフトリップ側でも後でキャリブレーションするのでこの作業は要らないのかもしれません、直接プリンターから印刷する最もあるかもと思い、一応ね。
これで準備完了、後はEFI Designer Edition側からの操作になにます。このソフトリッパーに関して、興味のある方は下のリンクを参照ください。YMCKの印刷キャリブレーションと写真出力のキャリブレーションが行えます。これで全紙の写真もプリント出来る事になりました!
※記事中下にもリンクがありますが、リンク切れてますのでこちらから。
HP Designjet 30 + EFI Designer Edition (ソフトウェアRIP)その1 イントロダクション
HP Designjet 30 + EFI Designer Edition (ソフトウェアRIP)その2 キャリブレーション
HP Designjet 30 + EFI Designer Edition (ソフトウェアRIP)その3 経済性
HP Designjet 30 + EFI Designer Edition (ソフトウェアRIP)その4 Quarkでの不具合点
HP Designjet 30 + EFI Designer Edition (ソフトウェアRIP)その5インク切れまでの出力枚数とプルーフ紙考察
HP Designjet 90rの動作は、Designjet 30とと比べると、トレーからの給紙時の音は同じガッチャンガッチャン言いますが、プリント中は大変静かになり、本体の揺れも小さくなりました。ボディが大きくなった分作りもしっかりしているようです。