M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro F7.1 で撮影、6028で逆光性能の向上と並び進化したのが「円形絞り」が採用された7枚使用の絞り羽です。アップした画F7.1まで絞り込んでもこのしっかり円をキープしたボケ。北島康介さんではないですが「超きもちいい〜〜」と叫びたくなります。等倍マクロも撮る事ができますから、キレイな円形のボケが約束されたこの6028は、今までになく積極的に絞り込んだ撮影にもチャレンジして行けそうです。
開放から周辺部でも口径食に配慮され、二線ボケや、色収差によるエッジの色つきの発生もなく、しかもこの性能はオリンパスらしく光学設計によるものというのが、このレンズの全てを物語っています。特許情報によれば、50mm 55mm 60mm 70mmと複数のレンズが候補に上がっていたようですが、おそらく写りの良さとトータルバランスで60mmに決定されたものと想像します。
レンズ構成も贅沢なレンズがふんだんに使用され、固定群にED(特殊低分散)レンズとHR(高屈折率)レンズ、 フォーカス群にHRレンズとE-HR(超高屈折率)レンズを配置することで、望遠系の マクロレンズで目立ちやすい色にじみを徹底的に除去されています。マクロレンズといえばオリンパスといわれる程、OM時代から評価されてきましたから、M.ZDレンズでその評価を落とす訳にはいかない、プレッシャーも相当だったと察します。開発陣の魂の入ったこのM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro、神レンズと賞賛される日もそう遠くはないと感じます。
MFFTさん
バックとの距離でボケ実もかなり変化しますね。
開放のボケ実は結構好きな部類です。
接写の解像感も切れ味もなかなか見たいです。
ただ、スナップ用にはちと玉が長く、45mmF1.8にも興味がわいてきます。
こ、これでF7.1ですか。
日常スナップ用にパナの20mmを考えてましたが、60mmに激しく揺れてます。
チョウの羽根の一本一本がここまで詳細に出るもんなのですね。
最近景色撮影メインでパンフォーカス写真ばかりでボケに飢えているところなので、