Macroの心得4|全方向からの視点。

 

E-3から採用されたマルチアングル液晶、その前にPanasonicのL-10で実際に使用していたのですが、光軸とのズレが気になり、アップした画のようなローアングルでは被写体をモニターに収めるだけでも至難の業。待望していたマルチアングルモニターでしたが、結局使用頻度は低いものでした。それよりもライブビューの初号機E-330で採用されたハイアングルとローアングルに対応したモニターの方が使い勝手がありました。OM-Dにも採用されているタイプですね。

現場での撮影で蝶撮りなど動きもの相手では、基本は体の姿勢を駆使してアングルを探す方が断然速いアプローチができますし、やはりEVFといえどもファインダーを覗いて撮影することの方が断然多く、顔一つ分カメラポジションを左右に振ったりして背景のポイントを探す動作もスピーディーに対応できます。

時にはホフク、時には仰向け、膝や肘を地面に付いて、好みのアングルを探します。撮られたアングルの斬新さは、その時撮っているポーズも普通ではないポーズだという事実が隠されているものです。

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