Macroの心得3|シャッター押すべし。

 

フイルム機時代は、写真撮るのにお金がかかり使えるポジフイルムも限度がありました。デジタル以降期当初はその癖が抜けず、中々シャッターを切ることができませんでした。折角材料費のかからないデジタルですから、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の如くチャンスが来たら迷うことなく連写することもデジタルの作法と考えます。何でもかんでもという訳ではないですが、特に昆虫写真などは相手もジッとしているものではありませんから、連写の中で気に入った一枚が撮れれば良いのではないでしょうか。撮りすぎると後のセレクトも大変になりますが、それも楽しみのうち。

連写に関してもフォーサーズ第一章時の秒3コマから、OM-Dは秒9コマへと申し分のない性能になりました。ノーマルで連写してしまうとシャッターを押している間、バッファが満杯になるまで撮影されます。いくら何でもこれは撮りすぎですので、私はBKTの露出変更0.3刻みで3カット連写で撮っています。

ついでに最近お気に入りのOM-Dの設定
仕上がり:Portrait
彩度:-1(現像時-2にすることも)
シャープネス:-2(書き出し後Photoshopで縮小し、アンシャープマスク付加)
ノイズフイルター:OFF
カラー設定:Adobe RGB

アップした画のチョウ、カバマダラだと思うのですが図鑑と若干異なる部分もあり、確定までには至ってません
【追記】fujiさんにコメントで教えて頂きました。「メスアカムラサキ」です。手持ちの『フィールドガイド 日本のチョウ』では珍しさ★★★☆☆です。生息状況では南西諸島〜九州南部とのこと、長崎は生息域には入ってないですから、この蝶も北上してきているのでしょうかね。

4件のコメント

  1. M2pictさん
    お声聞こえました(^^;
    白バックのシチュエーションをフィールドで探すのは中々難しいですね。
    メスアカムラサキ、フィールドではツマグロヒョウモンの♂のつもりで撮ってました
    でもモニターで見ると顔付きがマダラ系の感じでなんか違う。
    今までももしかしたら見逃していたかも知れません。
    嬉しい初ファインダー捕獲でした。
    マイクロのがんばり次第でしょうけど、100mmがでる可能性はまだあるような気がします。

  2. 「うぎゃー!」と叫びたくなる画です。
    不断の地道な背景探しが伺えるような連作ですね。
    更にメスアカムラサキと、、、私もカバマダラ?って思いました。
    珍しい種は迷いますね。

    60mmですが、感触としてはやはりZD50mmの感触が近いですね。
    EC-14を付けると更に似た感触でしょうか。
    しかし、おっしゃるように幻の100mmが欲しかったですね。
    既に換算2倍から抜けられない体になってしまったかもしれません(^^;

  3. fujiさん

    コメントありがとうございます。
    図鑑で確認しました、正しく「メスアカムラサキ」です。
    ありがとうございます。
    当初はカバマダラとスジグロカバマダラのハイブリッドで新種か!
    なんて思ったりも、季節で微妙に変身するのかとか・・・
    メスアカムラサキ、手持ちの図鑑ではリュウキュウムラサキの隣に掲載されていて
    リュウキュウムラサキは以前ファインダー捕獲済み、この種類じゃないなと飛ばしていました。
    確定できてもうスッキリです!ありがとうございました。

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