手前の花が邪魔だな〜、奥の花もなんだか中途半端。昆虫写真を取り始めたころ、主役の被写体にピントを合わせることに全力を使いきり周りの情景にまで気を遣うことができませんでした。主にAFに頼るあまり、手前に花や枝があるとピントを持って行かれレンズはジーコジーコの連続、そうしている内に蝶は逃げていってしまう。
また、手前の花も余りボケず、メインの蝶が浮かび上がらない、メイン、手前、奥の距離を考えて配置のよいロケーションを選択することと、使用するレンズの焦点距離にもより大きく変わります。フォーサーズ機で多用したSIGMA150mm F2.8 は35mm換算300mmという望遠で、花が密集した花壇でも、周りの花との距離を考えなくてもボケまくってくれます。バックが少々ごちゃごちゃなシチュエーションでも、ボカシて絵にしてくれるレンズです。
最近お気に入りのKIRON 105mm F2.0 は換算210mm MFレンズという割り切りで、手前に花が来ようがピント合わせに支障を来すことはありません。どんなに早いAF性能であっても、マニュアル調整は必須です。被写体の前後もシチュエーションの距離によっては、適度にボケてくれるこの焦点距離は、計算が的確であれば狙い通りに具現化してくれる撮っていて一番愉しいですね。今更ながらZD100mmの幻のレンズが残念です。
そして今回発売のM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroの距離感、おそらくZD50mm F2.0と同じような感覚で使えるものと思いますが、私にとっては一番手こずる焦点距離ではてさてどうなりますやら。。。
マクロレンズは、自分の撮影スタンスに合った焦点距離のレンズと出逢えることがマクロ攻略の近道ではないでしょうか。6028が来たら60、105、150で定点撮影を試して見ようと思います。
とっくさん
5020にほんのちょっぴりワーキングディスタンスが取れる
いわゆる60mmの焦点距離ですね。
やっぱ、幻の100mmが一番欲しかったです。
60mmが好調に売れたら、30mm90mmなんてマクロシリーズでないですかね。
アップした画、手ブレ補正値が50mmになってました。
撮影序盤に気付きました(^^:
60mmという焦点距離、確かにどのようなものなのか気になりますね。
個人的には50mmにEC-14をつけての70mmが、花を撮ったりするときには好みだったんですが・・・
良い写真ですね〜
まさにボケを操ってらっしゃいますね!
大小のボケが、二匹の蝶の動きを表しているよう。
心がにっこりなります(^^)