Macroの心得6|フィールド開拓。

何処で撮るか。撮りたい時にいつでも気軽に出向くことができるフィールドを開拓することも大事ではないでしょうか。第一フィールドと呼ぶ撮影地にある花壇、このフィールドは2005年から通い詰めた場所で、7年通い詰めました。おかげで四季折々、何処にどんな虫が出没するとか、何の花が咲くなど、もう庭のような存在になってしまいました。運動公園で森がありジョギングコースなども設けられていて、1周2時間程かけゆっくりと散策しています。普段の運動不足の解消も歩きで補い、腰の調子も良くなりました。

写真の場所は駐車場脇の花壇、普段はこの駐車場へ車は入れないようになっていて、人もこの花壇を訪れることはありません。スズメガと今年最後のチョウのオアシスとなる場所で、午後からの光線が奥の樹木側から差し込み、葉の隙間の光をボケにバックに使ったり、路面のアスファルトで黒バックにしたり、手前の端から撮れば奥行きのある花の並びも撮影することができます。背の高い花に止まった蝶などは、空バックで撮る事も可能です。広すぎず、何処にチョウが止まっているかすぐに見渡せ、撮影ポイントを変えることで順光と逆光も対応できる、特設スタジオのような存在です。これ位の広さの花壇が取り回しも良くとても撮りやすく思います。

何処で何を撮るか、蝶や花撮りならば、こういうフィールドを探し、つきつめてみるのも、機材導入以上に重要かも知れませんよ。

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