今日驚いたのは、ソニー10000人の人員削減のニュースです。薄型テレビの出遅れで業績が著しく悪化したようですね。最高級ブランド「クオリア」の開発も停止するみたいです。
SONYと言えば、1眼3ビームのトリニトロンブラウン管、ソニー独自の方式で色の鮮やかさでは他社の追従を許さなかった。ちょうど25年くらい前に、Profile プロフィール、という製品名のSONYのTVモニターが発売されました。TV局のモニターを開発コンセプトに、チューナーもスピーカも付いていないという代物で、その映りは一度見てしまうとそれまでの画像とは、まるで違う美しさででした。16インチと20インチが最初発売され後から24インチが発売されたと記憶しています。
放送局からの電波と再生されるサイズで16インチが一番きれいに受信されるサイズというのを、何かの雑誌で知り、迷わず16インチを購入。モニターが16〜7万、チューナーが7万位、スピーカーはオーディオにつないで使用していました。それはそれは美しい色でした。今思えばE-1のこってりした色味に共通するような気がします。
また、今では当たり前のTVリモコンもありましたが、付属ではなく別売りで1万8千円位だったかなぁ、テレビとは逆の方向や天井なんかに向けてもチャンネルが変わるので「おおお〜〜〜」それはそれは感動ものでしたね、確かテレビにリモコンが付いたのは、このプロフィールが最初だったと記憶しています。
その後ウオークマンが大流行し、ベータが姿を消し、SONY製VHSが発売され、フィリップスと共同開発したコンパクトディスク(CD)がレコードと、あっという間に入れ替わったり、マビカというデジタルカメラもありましたね。そう言えば、確かNEWSとか言うUNIXなコンピュータもVAIOを出す遥か昔に作っていましたね。(VAIO以前に一度コンピュータ事業から撤退した経緯があります)
いつも、未来的な商品で夢をくれたSONY。思い出も、思い入れもいっぱいです。
一日も早い再建と、新しい商品でわくわくさせてほしいものです。がんばれSONY。