ナナオが正式社名を2013年4月よりEIZOに改名するとか。古くからのユーザーはやはり「ナナオ」に愛着がありますね。すでに英語表記では「EIZO NANAO CORPORATION」で展開していましたから、海外ではEIZOの方で通っているのかもしれません。
そのナナオのモニターの件ですが、やっとのこと機種決定でき、本日到着いたしました。選んだのはColorEdge CX240-CNX+モニターフードです。CX270と解像度の部分で随分と悩みましたが、最終的にCX240にしたのは、今まで使っていたモニター FlexScan S2410W を自宅で使用しますので、同じ解像度で使った方が作業の違和感がないだろうと思ったことと、使用されているパネルがネットでの情報はCX240の評価が高いということを重視しました。
早速セットアップ、Macとの接続はCX240に同梱されているMini DisplayPort ケーブルを使用し、カラーマネージメントなしの状態で取り敢えず確認。Macのメニューバーの左右に若干の色ムラが見受けられます、拘る方なら交換モードかも知れませんが、作業領域では均一な表示をしていますので私的には問題無しレベル(と思っていたら、全面的にムラがありますね)、ドットカケも無く一安心的な個体でした。
映りは評判通り、ギラツキのないしっとりとした表示で、階調も豊、グレーバランス重視でカラーマネージメントされた画像(※1)は、気持ちよいグラデーションを描きます。FlexScan S2410Wと比べると大人しい表示に見え、派手さはないのですが、なめらかでシズル感が増した印象を受けました。FlexScan S2410Wもカラーキャリブレーションしていましたので両機比べても表示される色的には違和感なく、CX240が基準カラーで表示できている前提だと、FlexScan S2410Wも中々良い仕事してくれていたと思われます。
全体的には申し分ないのですが、CX240初期設定表示では、白の表示が若干暗く、FlexScan S2410Wと比べると若干違和感があります。Color Navigatorを使ったカラーキャリブレーションを試してみようと思います。
Amazonでは NANAO EIZO 24型カラーマネジメント液晶モニター ColorEdge CX240-CNX 89,800円
エントリーした画像、左は多重露出です、Tokina500mmF8.0で撮ってE-M5に偲ばせておいたRAWに、三日月を重ねてみました。こんな風に、異なる月を多重していくの面白そうですね。このRAWも偲ばせておこうと思います。
(※1)ColorEdge CX240-CNX+EX2のColorNavigatorでは、調整方法の「グレーバランス重視」及び「標準」でのキャリブレーションはできません。