Olympus OM-D E-M5「2012年度グッドデザイン賞」を受賞

Olympus OM-D E-M5 が2012年度グッドデザイン賞を受賞しました。

<評価コメント>

マイクロフォーサーズ方式のミラーレス、レンズ交換式デジタルカメラとしては、PENの上位機種である。PENを上回るOM-Dに必要なコンセプトとは何かが、とても気になるところであった。まず、ミラーレスなのにミラーのアイコンともいうべきペンタプリズムの造形があったが、それは5軸の手振れジャイロの格納とセンターに配置されたビューファインダーのためのスペースであった。これは、古い伝統のアイコンを継承しつつ、新しい進化を見せようとする姿勢と捉えた。また、ビューファインダーを覗きながら、創作的な撮影ができるいくつかの機能が評価された。ひとつは、ハイライト&シャドーコントロールで、直観的なUIと2つのダイヤルによる操作が素晴らしい。もう一つは、リーニュクレールというエッジラインをデジタル的に強調するアート効果で、創作意欲の湧くエフェクトである。3つ目は、動画撮影中に残像効果を利用した多重露出的なエフェクト。いずれもデジタルならではのハイテク機能をコンパクトながら情緒的に組み込んでいる点が評価された。

う〜ん、アートフイルターなどより一番に評価して欲しいのは、「ライブバルブ/ライブタイム」機能をいの一番に評価すべきじゃないですか?またシャッター半押しでファインダーのブレ停止機能などもっと絶賛すべきポイントはあるのにぃ・・・デザイン賞だから機能じゃだめなん?

オリンパスニュースリリース
公益財団法人日本デザイン振興会

Olympus M.ZD ED 60mm F2.8 Macro 脳内シミュレーション。

M.ZD ED 60mm F2.8 Macro 改めてサイズを確認してみると最大径Ø56mm×全長82mmで、12-50mm F3.5-6.3 EZの最大径Ø57mm×全長83mmと比べるとほぼ同じサイズだったのですね。

重さ、60mmは185gで12-50mmが212gと標準ズームより更に軽かったとは、ちゃんと見てなかったとはいえカルッ!ちなみにZD50mm F2.0 Macroは300gです。

フードを伸ばした全長は写真の比率で見ると134mm位になりそうです。手持ちのレンズだと最近常用しているKIRON 105mm F2.8 MACROにOMレンズアダプターを付けた長さとほぼ同等、但しKIRONはインナーフォーカスではないので近接撮影ではレンズが伸びるのなんの。M.ZD ED 60mm F2.8 Macro 私的には使いやすいサイズにまとまっていそうです。

Olympus OM-D E-M5 ファームウエアアップデートVer.1.5

・撮影の待機中の動作音を低減しました。

・アダプターを介してOMレンズを装着した場合に、ムービー撮影モードでも焦点距離入力をすることで手振れ補正機能を使用できるようにしました。

・Ver1.2までの更新は全て含まれます。

Ver1.2の適用出来ていた私のOM-Dでこのアップデートを行うと、Ver1.4→Ver1.5の2段階アップデートになりました。
シャッターボタン半押ししなければ、ボディからの動作音が消えました。これは宙に浮かせていた素子ユニットをIS作動時以外はホームに着地させ固定しているのでしょうかね。もしそういう動作をするように改善されたとしたら、バッテリーの消費も少し延びるんじゃないでしょうか。ただこの動作音、慣れてしまってすっかり気にならない状態でした。鳴り続ける音は人は除外してしまうんでしょうね。今回のファームアップで、半押し前の静けさと、半押し後のザーーが皮肉にも余計に音を感じてしまいます。(^^:

オリンパス内視鏡手術支援ロボットプロトタイプ完成。

9月に出てた情報なのですが、フォトキナで影が薄くなってしまってました。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合機構(NEDO)は、「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発プロジェクト」で東京大学とオリンパスが開発を進めていた胸部外科用の手術支援ロボットのプロトタイプが完成。

この分野では米Intuitive Surgical,Inc開発の「da Vinci(ダヴィンチ)が先行していて日本でも導入が進んでいるとのことですが、今回開発されたプロトタイプは、サイズを1/4に価格をda Vinciの2〜3億円に対し1億円以下が目標とのことで、5〜6年後の実用化を目指すそうです。

ソニーとの提携も正式に決まり、期待感を膨らませているソニーがどのような先進医療器機に参画していくのか、ある種の期待もあります。ウォークマンに代表されるように器機の小型化を得意とするソニー。一方オリンパスも小型化は得意分野です、この両社がタッグを組んで世界に通用する夢の器機を創り出して欲しいですね。

オリンパスニュースリリース
日刊工業新聞社記事

Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro Samples3

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroによるサンプルが掲載。私が撮る蝶や花の写真もあり、かなり参考になりました。やはり偽色のなさがこのレンズで撮った写真の最大の売りではないでしょうか。また、コーティングによる色乗りの良さも魅力的に感じます。

アップした画は、海岸での散策で撮りました。波に浸食された砂岩の造形が、何となくガウディをイメージするようで面白いかなと、トイフォトで現像。

【サンプル追記】
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro子どもの写真サンプルがありました。瞳部100%クロップあり。あと水滴も。

ボディーキャップレンズ BCL-1580 (15mm F8)サンプル(一番下の女性二人
フォトキナでの展示場撮影15mm on OM-D, ISO 1600, f/8

Olympus OM-D E-M5 KIRON 105mm F2.8 MACRO ホシホウジャク。

 

夕方4時を回ってからの出撃、生憎の暗い曇天で、SS稼ぐためにISO800固定で撮影。E-M5のEVFは高速を選択、EVFファインダーに映るホシホウジャクの羽ばたきは、違和感なくスムーズ。昨年XZ-1にVF-2装着で試したときは、完全にコマ送り状態でしたので、基本同じエプソンのEVFなのにこれだけ見えが違うのかと改めて感心します。今回使用レンズ、KIRON 105mm F2.8 MACROの中望遠だとピントの山も掴めます。しかし久々のホシホウジャクの動きに適応出来ないのは私の方でした(^^;SSをもう一段速く設定した方がよかったですね、動体ブレが止まってないです。晴れた日にリベンジしたいと思います。

ホバリングで常に振動している被写体、ZDレンズではAFが迷いっぱなしでしたが、もうすぐ発売されるM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro はどうなんでしょうね。AF使えるのか一番気になるところです。