「どうすんの、オリさん」
E-1 ZD14-54mm Jpeg
E-P2なのかE-M1なのか解らないけど、柳の下を狙っているのは見え見えですね。結局自社EVFは今回はなしと言うことでEPSONの奴を積んでくるんでしょうか。パナのL-1系のデザインを欲する声ありますが、おそらくM-1(OM-1)系の特徴的なデザインを残しながら形的にはE-620に近い感じではないかと予想しています。ただ本家フォーサーズ機にもEVFを搭載するロードマップなら、Mの継承はそちらに託すかもしれませんね。
ここで本家とマイクロのマウント径を替えた事が、オリの迷いを象徴しているような気がします。フォーサーズの方も普及機においてはいずれ光学ファインダーからEVFに置き換わるのではないかと考えると、フォーサーズの存在意義が微妙になりませんか?レフがあるか無いかだけの違いで他の部分は殆ど一緒、システムとして本格一眼システムをEシリーズ、スナップ系をPシリーズなのかな?
そんな事を考えると今後の展開は、フォーサーズは本気でプロ機の方へシフトし、マイクロを普及機へ持って行く気なのかもしれません。もう過去のロードマップになってしまいましたがE-システム発表当初出されていたロードマップがこれです。見て頂ければ解るのですが、2005年発売予定とされている、大口径の4本。当初フォーサーズはこの単焦点4本を目論んでいたのです。その名残りがロードマップにしつこく残りながらも発売されない100mmマクロ。因にこのロードマップは2003年10月10日に発表された物です。
E-システムを完全にプロ機にシフトし、フラッグシップ一桁機と二桁機の2台体勢にし、単焦点でF2.0クラスのレンズ構想を復活させる。そして普及機クラスはマイクロに統合してしまうというシナリオ、これだったら、マイクロもフォーサーズも存在意義がでませんか?E-システムは終息と言うのは考えたくないですよね。ぼちぼちでもやって行けるくらいPシリーズが屋台骨を背負ってくれると良いのですが(^^;デジタル専用設計の真価が問われるのはこれからだ!とエールを贈っておこう。
