マクロレンズと言えば、恥ずかしい話、昔は複写用のレンズだと思っていました。(笑)
部室に転がっていたのは、確かニコンのマクロレンズF値も暗く引っ込んだレンズは、さながら引き伸ばし機用のレンズのようで、先生方が作品集を作るためにひたすら複写で使われていて、私は在部中一度も使うことなく、マクロ=複写用レンズ の方程式が刷り込まれていたのです。
その後社会人となり、フイルム一眼を使う機会はあったのですが、20mm,90mm(ティルト),28-80mm,300mmを購入し特に90mmのティルトレンズのあおりに魅力を感じ、マクロの「マ」の字すら知ることもなくフイルム一眼期は終了になったのでした。
色々あってE-1から始まったデジタル一眼、フイルム時代に比べ気軽にシャッターを切り、その場である程度確認することが出来る便利さは、撮影後の現像を気にすることもありません。しかし、悲しいかな導入当初は中々連写が切れません。フイルム時代の悲しい性ですね。
最初のレンズは、14-45mm, すぐに14-54mmと50-200mmを導入したのですが、花や昆虫をもう少し大きく、バックがぼけた写真が撮りたいと思うようになりました。丁度1年が過ぎた頃です。諸先輩方の撮影データを見ると50mmF2マクロが見事な描写をしていました。これは後々へも続く誤解だったと気付くのですが…
E-410 sigma150mm
日: 2007年7月18日
E-410やE510のファインダーにマグニファイヤーアイカップ ME-1
とかく小さいと言われるフォーサーズのファインダーですが、私も最初覗いた時は、E-1でさえも少し戸惑いました。しかし、すぐに慣れるもので、小ささはさほど気にならなくなるものです。小さいファインダーとピントの山の掴み安さは別物で、E-1のファインダーはピンの山は掴みやすい方。
かたやE-410,E-510はどうかというと、標準ズームのF値の暗さから、E-1よりも明るめのファインダースクリーンが搭載されているようで、掴みやすいとは言えない感じ。焦点距離にもよるのですが50mmを超えた当たり位からピンが掴みやすくなりますが、50mmから広角域になるとちょっとつらいと言わざるを得ません。
そこで、Olympus純正のアクセサリーME-1の登場です。ファインダー内の視野を約1.2倍に拡大できノーマルと比べると格段に視認性は良くなります。一度付けると外した時とのギャップが有り過ぎ標準装着が当たり前に成る程。しかし、欠点も有り、メガネ使用では右側のファインダー情報が視野から外れてしまいます。撮影中は最初に確認するだけで、殆ど見てませんからそんなに不便は感じません。視点を右にずらすことで、確認できないことも無い言った感じ。
装着時とノーマルのファインダーを撮影した画像が「マイコミジャーナル」で紹介されています。希望価格税込5,250円、実売3,900円位でしょうか。他社のマグニファイヤーアイカップよりも像の写りがよく、Olympus機以外にも着いてるのをたまに見かけるほどです。
E-410 sigma150mm