OKI MICROLINE VINCI C931dn 濃度ムラの件

OKI MICROLINE VINCI C931dn の近況報告です。最終メンテナンスを昨年12月末にイエローのムラが発生、ブラック、マゼンタはスジが入るようになりそれぞれドラム交換。これまでほぼ二〜三ヶ月でのムラ発生でその都度ドラム交換をする結果になっていました。ファームウエアやドライバーバージョンアップごとに色味は良くなり、満足のいく出力となったのですが、このムラの発生が悩みの種となっていました。

そんな中昨年12月19日ファームウエアのバージョンアップFirmware Ver. A01.24_0_4 濃度補正媒体メニュー追加がありました。

アップデート内容は

【概要】

濃度補正機能が正しく動作しない場合があることが判明しました。

機能が正しく動作しないと、正しい色味での印刷が行えなくなります。

このファームウエアバージョンアップが効いたようで、3月末現在ドラムのムラは今のところ発生していません。ムラでお悩みの方はこのファームウエアバージョンアップは必須です。

 

2015年2月19日 Firmware Ver. A01.24_0_4 定着器の機構対応他

【概要】
定着器の仕様変更に伴い、制御を対応しました。 米国向けの封筒サイズを追加しました。 ・ 濃度補正媒体メニュー追加 (C941dn/C931dn/C911dn)

【概要】
濃度補正媒体 (Density Adjustment Media) メニューで 「標準媒体」(Standard Media) または 「特殊媒体」(Special Media) を選択して、使用する媒体の印刷条件に適した状態で濃度補正を行うことが可能となります。

 

2015年3月27日 ドライバー 1.0.10

印刷位置補正機能を追加しました。 ご使用方法につきましては、添付の手順書をご覧ください。 表裏ずれ調整作業手順書 (Macintosh)

 

このまま安定してくれると嬉しいのですが・・・

OKI MICROLINE VINCI C931dn|両面印刷

OKI MICROLINE VINCI C931で「両面印刷が出来ない」をキーワード検索されてました。私も当初分からず悩みましたのでちと記事にまとめておくことにいたします。両面印刷が出来る機種なのですが、デフォルトの設定ではOFFになっています。印刷された取説が2冊付属しますが、残念ながらどちらにも載っていません。もう一つ付属するソフトウエア DVD-ROM の62ページに掲載されています。(WEBダウンロードはこちら)注意点は両面印刷を選択すると「長辺閉じ」か「短辺閉じ」を選ばなくてはなりません。例えばA4を見開きでA3またはA3ノビに両面印刷する場合は、短辺閉じを選択すれは、出力されたページを二つ折りすればA4のページものが作れ、冊子のラフデザイン作製には便利です。但し出力解像度は600×600に制限されるのか1200×1200の解像度を見慣れた目にはちとラフっぽいなという印象で、会議用に部数が必要と言う時に利用し、完成品のサンプルとしての出力は片面印刷を使っています。

OKI MICROLINE VINCI C931dn その後のソノゴのSONOGO

OKI MICROLINE VINCI C931dn導入後、11ヶ月程が過ぎました。ICCプロファイル出力用に内蔵HDDを後付けしたので、実際には取付後10ヶ月位が実働です。当初、色合わせが中々うまくいかずその内、出力画像の中央部分の色が薄くなり最初のメンテナンスをお願いしたのが2月で、その時はドラムの全色交換しました。

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対岸の島へ、最奥の灯台までの旅|4


 

昨年末に導入したOKI MICROLINE VINCI C931dnのその後。色合わせが中々安定せずカラー調整パターンも出力の度に色が変わるという最悪のパターンにおちいっていました、その内平アミがムラって来てしまうという状況になり、これは問題ありでサポートセンターに問い合わせるしか無い状況になりました。5年間の保守付契約ですからサポートに気兼ねなく電話できるのは本当に有り難いですね。

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OKI MICROLINE VINCI C931dn

オプションの内蔵ハードディスクが昨日到着、早速取り付け認識したことを確認、「プロファイルアシスタント.app」を起動しいくつかのICCプロファイルをプリンター側に送りました。ドライバの設定項目の詳細説明が印刷物のマニュアルにもPDFのマニュアルにも掲載されていなくて、設定がわからない分もありますが、ON・OFFで出力して違いを確認したりして、現時点の最良と思われる設定にたどり着きました。

濃度補正(階調補正)は自動補正できれいなグラデーションがでましたが、色味は工場出荷時の設定では、グレーバランスが崩れていました。この辺はやはりオプションのEFI Fiery Colorproof XFのRIPサーバーが簡単にできそうですが、本体内に簡易のカラー調整機能が付いています。

WEB設定メニュープリンター調整→色の濃度補正内の手動補正を開きます。その中のカラー調整でカラー調整パターン印刷の実行をしてカラー調整パターンを印刷します。Highlight・Mid-Tone・Darkのグレーバランスをそれぞれ30個の抽出カラーからチョイスして「カラー基本調整」に選んだ番号をクリックしてプリンターに送ります。調整したカラーを、再度プリントしてよりグレーバランスの良い番号を選択、これを何度か繰り返していくとHighlight・Mid-Tone・Darkそれぞれニュートラルグレーに近づいていきます。今回は8回ほど繰り返してほぼ希望する色味になりました。

ICCプロファイルは当初「JapanColor2001Coated.icc」を試しましたが、C100+M100系の色味が青に偏る傾向があり、インクジェットのソフトウエアリップで使っていたEFIの「EFI_From_Offset_v9」を試したところ希望する色味になりました。過去の印刷物データをテストプリントして、実際の印刷物と比較し、これならOKかなと言うところまでたどり着きました。暫くこれで様子見しながら、少しづつ色味を追い込んで行こうと思います。とは言っても日々の気温や湿度も影響しますからね、大概のところで止めておかないと、この辺の調整は意地になるタイプなもので(^^;テストプリントが山のようになってしまいます。

OKI MICROLINE VINCI C931 697,800円

FCPづけの日々。

Final CutPro X と格闘する日々な1週間でした。何とか9割方完成し本日ベータ版を納品、問題なく再生できたようで無事チェッククリアできました。

9月に発注していたプリンターが、月曜日にやっと納品されました。「OKI MICROLINE VINCI C931」これでページものの出力が随分と速くなりそうです。カラーマッチングも腰を据えてやれていないのですが、カタログではICCプロファイルをターゲットとしてシミュレーション出力が出来るとあったので、オプションのFieryは頼まなかったんですけど、いざお試しで出そうとしても、プリンタードライバー表示内にICCターゲットが見当たりません。あれ?マニュアルを読むと、添付DVD内のアプリからプリンターにインストルしてくれだと、でインストールしてみようとしたのですが、今度はプリンターにオプションのHDDがないとインストールできないというオチ。

カーーッ。カタログには極小文字でどっかに書いてあるだろうけど、こんな大事なこと、しっかり表記してくれよ。オプションのHDD、160GBで定価42,000円・・・・10倍ボッタクルかああ。市販の社外品を入れたいとこですが、メンテナンス契約込みなものだから、それはアウトなんですよね。5年間メンテ込みというお守りのために発注致しました。

色々やってたらプリンター側のカラーマッチング機能をオフにして、アプリ側でICCプロファイルを埋め込んで出力かければ、シミュレーション出力が可能でした。アプリにICCファイルが埋め込めない時の出力が問題ですし、コート紙、マット紙、新聞等数種類のICCプロファイルを使うことや、フォントもHDDに入れておけば出力も速くなります。

テストプリントした限りでは、若干マゼンタの出方が薄めですが、調整を追い込めばイケそうです。色味は非常に良いです。
OKI MICROLINE VINCI C931 697,800円

【追記】

M1を縦グリ着けずに、12-40mmレンズ着けて三脚にセットすると、ズームリングが雲台にギチギチで回しにくいということに気づきました。