フイルムで多重露出その3

5_6_26_024m.jpgフィールドに出れない事から、過去撮りのフイルムスキャンエントリーでお茶を濁しております。実際フイルムもそう多くは無いのですが、多重露出に凝っていた時の物がもう一枚出てきました。デジタルでの合成だといとも簡単に出来そうな画ではありますが、フイルムでやっていたと言う所にチャレンジ精神を感じて頂ければと思います。昼間の月と海の波を多重露出しています。

こういう一度っきりの、しかもフイルムが現像されてくるまでは、出来具合もわからないドキドキ感は、フイルムならではです。うまくいった時の満足感は、デジタルでは決して味わう事の出来ない至福の時であります。

その1 その2

 

EOS-1 EF300mmF4L FUJI RVP

 

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フイルム現像2本目、Kodak TRI-X

EOS-1_300_003m.jpg先に断っておきます、画像は本文とは関係ありません。

10日目にして2本目の現像です、月一の会会員としてはハイペースで、来月分のノルマも達成と言うことで良いでしょうか!えっ、繰り越し無しですか。。 

 

 
と言う事で、2本目は宣言していたKodak TRI-X、下の記事でも書いたように現像液はフジのミクロファイン。考えた末に25度で5分15秒と言う現像時間を予定していたのですが、現像液を冷やす際25度まで冷ましてしまい、敢え無く予定変更。結局25度で5分40秒現像をしてみました。 
 
フイルムベース濃度はフジのアクロスよりチョット薄めな気がします。(アクロスのフイルムは会社にある為、現物を比較した物ではありません)現像自体は上手くいっていると思うのですが、撮影時の露出をちょっとミスっている感じです。ISO400ですから露出計が壊れているOM-1では、脳内計測になります。天気も曇天だった事もあり、明るい曇り判断したのですが、普通の曇りで良かったのかも知れません。
 
当初は、高温現像をやって見る予定で居たのですが、基本となる現像時間が判らないまま、いきなり高温現像をやるのも、チト危険過ぎるかと、今回はノーマルです。スキャニング結果はまた後日のお楽しみ。【追記】水浴効果絶大のようで、コマナンバー部分の現像ムラも一切無く、とてもきれいな現像が出来ました!
 
EOS-1 EF300mm 4L FUJI RDP
スキャニング後モノクロにしています。気分的かも知れませんが、フイルムで撮った方が雰囲気ありませんでしょうか。
 

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フイルム vs デジタル

eos_021m.jpg最近のマイブーム「フイルム」。本来フイルムであろうがデジタルであろうが、フイルムと素子の違いこそあれ最終的には記録とし「写真」と呼ぶわけです。ところが、いざフイルムを使い出して見ると撮る儀式は差し引いても写真に対するモチベーションがかなり違う事に気づかされます。この違いとは何なのでしょう。 

  思うに、フイルムの場合限られた枚数ですから無茶な撮り方はしません。ファインダーを覗いてフレーミングしてもシャッターを押さないと言う事も珍しくなく、それだけ一枚に対する思い入れが沸いてきます。この所の過去のポジ写真も、スキャニングしながらその画を撮った時の情景が見事に甦って来るのです。フイルムに情景を感光させるとともに脳内にも記憶として焼き付けているのだと言う事を強く感じます。 (続きを読むに続きます)

EOS-1 EF20mm F2.8 USM フジRDP

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DMC-L10 ZD50-200mmで月。

_1030436-L10m.jpg5時前、夜と朝の狭間の三日月、ライブビューマニュアルフォーカス、マニュアル露出で半分くらいにトリミングしてます。JPEGでは色収差も出ていなくて自動補正されていたのですが、RAWでは月の円弧側に赤の収差が出ていました。LRで手動補正をかけてます。

 

DMC-L10 ZD50-200mm 

 

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_4210026_3.jpg
35mm換算400mmで撮った月を50%にトリミングしたものです。デジタルカメラマガジン誌の9月号の、望遠ズームの比較テストでZD50-200mmは解像力で思わしくない数値が出ていますが、実写で受ける印象は違いますね。キヤノンの300mmF4Lを使っていましたが確か14万位、1.3kgだったでしょうか、単レンズのLレンズと比べても、価格・重さ・描写バランスのいい1本だと思います。大きい重いという意見もネット上でありますが、ほかのメーカーに比べたら軽くて小さいんですよ。フォー・サーズのメリットちゃんと出てると思いますよ。
E-1 ZD 50-200ED (35換算400mm)1/13 F11 RAW

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