ヒメヒオウギズイセン【姫檜扇水仙】

野の花にしては洗練された雰囲気を感じていたこの花、気にはなっていたものの名前までは調べなかったのですが、被写体としてお願いしたのでちゃんと調べてみました。アヤメ科ヒメヒオウギズイセン属でヒメヒオウギズイセン【姫檜扇水仙】別名をモントブレチア。ヒオウギズイセン+ヒメトウショウブを掛け合わせて作られた多年草の園芸品種で観賞用にヨーロッパから輸入され各地で野生化したそうです。ノートパソコンで見るとトーンジャンプしているかも知れません。MacBookではしてました(^^;蝶やトンボが続いてしまいましたので、ここらでちょっと気分転換。それにしてもOM-Dの色なのか、Kiron100mmの癖のおかげか、中々良い色味がでたなと我ながら思います。

最近のOM-Dは、マニュアルフォーカスレンズの装着が多くなりました。導入直後は拡大表示でのピント合わせにバッチリピントが決まると驚喜していました。しかし、フレーミングを考えるとMFレンズで拡大ボタンを押して、ピント合わせて、表示をまた戻すという流れが、やっぱり面倒になってしまい、結局拡大表示はせずにフォーカシングして撮影というノーマルな撮影に落ち着いてしまいました。

この拡大表示がXZ-1のように拡大フレーム部分がピンポイントで拡大され、周りは100%表示のママというのならどうなんだろうと思います。フレーミングも拡大表示も同時にこなせるのですが、OM-Dでもこの方式が使いやすいか?こればっかりは使って見ないとわかりませんね。今のところピントが合った部分のエッジがシャープに見える例の現象を頼りにピン位置を決めています。概ねこの法方でピントは合っているように思います。

iMac27” VS MacBook Pro Retina

諸事情によりMac Pro のサブ機として、iMac 27 インチかMacBook Pro Retina を検討しているのですが、中々判断がつかないでいます。本日取り敢えず現物を見てきた限りでは、MacBook Pro Retina の最大表示画面(メニューフォントフォントサイズ)でも諸々の作業はできそうな印象を得たのですが、問題は作業用のデータをどうするかまた、SSDの寿命を考えると、SSDにはOSのみを入れ、データはSDカードの32GBあたりを使う方がいいのでしょうか。一つの仕事データが1GBを越える感じですが、仕事によっては8GBとかもあります。32GBのSDカードで仕掛かり品の仕事用として自宅と会社での作業に対応できるかなとも思って見たりもするのですが、作業効率がいいのはやはりiMacの方でしょうか?

現在使用しているモニターは24インチで、解像度1920×1200です、27インチのiMacは2,560 × 1,440、多分すぐに慣れるのでしょうけど少々広すぎて視線の動きが大きくなり目が疲れる印象でした。MacBook Pro Retinaは2,880×1,800ですが、スケーリング解像度に1,920 x 1,200があり、全く今の環境と同じ解像度で使うこともできます。まぁ、サブ機と言っても殆ど自宅用ですけど、ノートにしておけば色々な万が一にも対応可能ですから使用用途の幅は広がるかな。あ〜〜優柔不断な性格が恨めしい。

【追記】MacBook Pro Retinaの解像度現状では色々ありそうです。
Retina ディスプレイの使用についてよくお問い合わせいただく質問
Retina Macのディスプレイ解像度とアプリのRetina対応・非対応
 

スミレ咲く森。

実際に撮影したのは一ヵ月ほど前になります。森を散策しながら目に付く花も撮影はしているのですが、蝶や昆虫を撮ったものを優先してエントリーしているため、下書きまでセットしながら実際にエントリできていないものが結構あります。

沖縄では梅雨が明けたそうですが、こちらはまだしばらく雨の日が続きそうです。今日も出撃しようかと機材一式持ち帰ってはいたのですが、なんだか睡魔が度々襲ってきて、一日中うとうととして過ごしてしまい、出撃には至りませんでした。病み上がりと言うこともあり、明日も雨の様子次第でしょうか。

Olympusの噂にフォトキナでOM-D上位機の発表が出そうだとか。フォーサーズE-5の代わりというかフォーサーズレンズを遜色なく使えるとなれば、E-M5より大きいサイズのものになるでしょうね。位相差AFがボディで実現されるとなれば、E-M5でフォーサーズレンズを位相差AFで使う道は絶たれてしまうのでしょうか。E-M5のボディサイズにフォーサーズレンズを無理して使うバランスでもありませんけどね。そうなるとますますM.ZDレンズの充実が望まれます。

Olympus OM-D E-M5 緑の表現。

この時期フィールドで撮影すると、好むも好まざるも画面全部が緑の領域になるのです。昨日も話に出たOlympus OM-D E-M5 での緑色の表現の難しさを感じます。特に日陰と日向が混在した場合は、若草色と深緑との間に萌葱色をもう少し青くした感じの色が混ざってくるのです。アップした画一番下でアザミの花の上の部分の葉に顔を覗かせているのが問題にしている青いグリーンです。私としてはこの青い緑色が草のグラデーションの中で出て来ちゃまずいでしょと思うのです。(アップしたものは極力でないように現像しています。)

1/3の露出差でピーキーな画像エンジンといい、このちょっと濃いめの感じE-1やE-300の画に似てる気がするのは、私だけでしょうか。明らかにパナのLMOSとは違う印象です。もしかしてE-300色が出せるベースが隠れているのではと思ったりもしています。

OM-Dの憂鬱なピント。

オリンパスOM-D E-M5 のイメージャーAF、オリンパス機としては以前のE-3桁機から比べると素晴らしいポテンシャルなのですが、必ずしも意図した場所にジャスピンとは限りま せんね。そこで重宝するのがS-AF+MFで拡大表示でのピントの追い込みですが、ピントリングの感度が良すぎてか、意図しないときに拡大表示される事があります。また、ピントリングを回しながら、あとちょっとピントを追い込もうかと、リングの回転を微妙な動きにした途端、拡大表示がOFFになって しまうことが多々あります。カメラ自体、ピント調整が終わったと判断して、表示をノーマルに戻してくれているのでしょうけど、この部分の意思の疎通が中々難しいE-M5です。感度の強弱がユーザー設定で出来るようになると嬉しいのですが!

あとはマニュアルフォーカスレンズでの拡大表示ですが、色々試した結果現在落ち着いている設定は、

[Fn1に拡大表示]
[Fn2ボタンにマルチFnで拡大]
[赤ボタンにISO感度]
[歯車設定A/フルタイムAF:OFF]
[歯車設定A/MFアシスト:ON]
[歯車設定C/レリーズ優先S:OFF]
[歯車設定C/半押し中手ブレ補正:ON]
[歯車設定D/LV拡大モード:mode2(拡大ライブビュー中に半押しすると、拡大AFを行います。)]
[歯車設定J/内蔵EVF表示スタイル:スタイル3]
[歯車設定J/フレームレート:標準]
[歯車設定K/警告レベル:-2]

Fn1、Fn2共に拡大表示を設定したのは、兎に角ピントが命と言う事で、撮影アングルによっては、Fn2ボタンが手探りで押しにくい場合やモニターのライブビュー使用時等で二つの設定しています。LV拡大モードをmode2にすることでMFレンズでもシャッター半押しで手ブレ補正がかかった状態でファインダー像は安定します。

Fn1かFn2ボタンを押して拡大表示枠を表示、もう一度押して拡大表示に入りピントを合わせ、もう一度FnボタンかOKボタンで拡大表示を抜けて、フレーミング確認後シャッターを切るという流れです。風景や花などはこれで良いのですが、蝶などを捕る場合は出来るだけ素早く操作しなければなりませんから、拡大表示の倍率を5倍か7倍位に留め、拡大表示のままピントを合わせてすぐにシャッターを切ったりしています。

拡大表示のままですからピント合わせて撮影を、繰り返し連続して撮影することも可能です。全体の構成は狙っている蝶が同じ花で吸蜜している限り全体のフレームから外れることのない感じのフレーミングします。拡大率をあまり大きくしない方が拡大したままでも蝶に追従しやすいです。

必然的にMFレンズ使用の拡大表示でピントを合わせやすくするための設定になってしまいました。場合によっては、AFレンズもMフォーカス設定にして撮る事もあります。

Olympus OM-D E-M5 SIGMA 150mm F2.8 APO MACRO EX DG HSM 黄

OM-D E-M5 と SIGMA150mmF2.8MACRO の初撮りしてきました。しかし本日は風が強く、マクロで狙うには酷な条件でした、おまけに雨まで降り出してしまい最悪のデビューとなりました。

このSIGMA150mmF2.8MACRO、MMF-3使用の他のフォーサーズレンズと違い、フォーカスリング回転による拡大表示に反応してくれませんでした。ファームウエアで何とかなりそうな気はするのですが、今となっては対応してくれないでしょうね。また、AFは予想を遙かに超えて全くと言って良いほど使い物にならず、これはもうマニュアル専用機で使うしかないレベルでした。ただ、写りの方は画素アップが良い方に作用したようで、解像感が素晴らしくシルクのような滑らかな階調と、ぼけが更に魅力を増した感じです。