第2フィールド、海側にもカモメ撮影ポイント発見!

いつも撮影している堤というか大池というか、その場所から道路を挟んで海が広がっています。カモメはその海と大池を行ったり来たりしているので上空を通過するときにしたから見上げて撮影しています。

この日はたまたま海側も覗いてみたところ、テトラポットにカモメが群れていました。暫く観察していると一部のグループは大池の方へは行かず、右の方へ移動しながら狩りをしているの見えました。

その途中に出っ張った防波堤があり、そこから撮影しています。丁度目の高さを通り過ぎ、しかも順光で撮影出来る絶好の撮影ポイントでした。晴れた日の海バックの撮影暫くはこちら側で修行しようと思います。

しつこくカモメで飛翔極め中。

このところカモメ撮りにハマっています、と言うか中々頭の中のイメージと撮影したものがイコールにならないジレンマ。手を変え品を変えと言うか、E-M1MarkⅡの設定を色々変えたりしながら試行錯誤中です。

たかがカモメされどカモメ、飛翔ものの鳥も奥が深いです。

オリンパスに今までにない本気度を感じています。

昨日アップされたDPReview の記事、昨年の10月にオリンパス和田アキ氏へのインタビューを、E-M1X開発途中での時期に行っていたとのこと。
翻訳リンク

パナソニックがフルサーズ開発すると発表した日、正直オリンパスがマイクロフォーサーズに取り残されてしまうんじゃないかと危惧したこともありました。しかし当のオリンパスは逆にシメシメと考えていたようですね。

パナがマイクロフォーサーズ開発は継続するとアナウンスしてはいますが、フルフレーム陣営に移行したのは事実。他社全てがフルフレームとなると、逆にマイクロフォーサーズが目立ってしまうという現象が最近見うけられます。

しかもフルフレームには行きませんと宣言したあたり、既存のマイクロフォーサーズユーザーはもとより、フルフレームからの移行検討ユーザに結構インパクトのある宣言だったに違いありません。

基本性能も上がり、後一絞り位高感度ノイズが改良されれば、かなりの人がこれで良いんじゃない?と思う画質にまで来ていると思うんですよね。

E-M1X発表以来海外や国内のプロの動画レビューが数多くアップされていますが、どれもかなり良い評価です。ボディサイズも外人の大柄な人がグローブをはめて撮影しているシーンとか見ると、サイズ的にも狙った方向は間違いなかったと思います。


今回のE-M1Xにおけるマーケティングやコマーシャルのアプローチ等みると、マイクロフォーサーズの認知度も一気に上がったんじゃないでしょうか。

ZやRの性能ってE-M5のレベルなんじゃないかと思うんですよね。パナのフルフレームも高スペックな機種のようですし、これからも2強がトップシェアを維持できるとは限りませんね。ミラーレス、オリンパスの存在が侮れない時代になるかも知れません。

DIGITAL TRENDSにオリンパスインタビュー記事が掲載

DIGITAL TRENDSにオリンパスの方へのインタビュー記事が掲載
翻訳リンク

1月7日のブログ再開から珍しく毎日更新頑張りました。これもE−M1Xのおかげです(^^)
今週は仕事に集中して気づけば零時を回るというパターンでした、あと2〜3ヶ月この状況が続きそうです。今のまだ余裕のある内に釣始めに行こうかと目論んでいたのですが、今週土曜日の最低気温2℃ですってやめといた方が良さそうです。

 

Olympus Workspace 1.0.0.7 忘れられる権利を行使する。

新しいオリンパス純正画像現像ソフト「Olympus Workspace」がダウンロード出来る様になりました。バージョンは1.0.0.7とえらく細かいバージョン表示になっていますが、起動画面のクレジットには1.0.0と3桁表示です。

早速起動するといきなりバージョンアップの案内が表示されます、これはOlympus Workspaceのバージョンアップではなくヘルプのバージョンアップダウンロードでした。

さてOlympus Workspace起動してみると、随分変わった印象です。編集のお気に入りには使う頻度が多いメニュー項目をチョイスして自分の編集メニュー環境を構築することができます。編集のカテゴライズは[お気に入り][トリミング][基本][効果][レンズ][ディテール][ゴミとり][赤目補正]と効率の良い作業順に並んでいます。

項目に[ゴミとり]がPhotoshopのスタンプツールに似たアイコンです追加されていますが、OM-Dで撮影したデータでゴミの表示は皆無ですから、これ要るか?って思うほどです。

ざーっと試してみましたが、中々良く出来ている感触です。本格的な現像は仕事が立て込んで来たため又後日となりますが一つ残念な仕様を発見しました。OLYMPUS Viewer 3で使っていたカラーマークの識別情報をOlympus Workspaceは引き継いでくれないのです。

何万、いや何十万枚とある過去データの識別情報をなんとあっさりと無視して、なかったものにされてしまっています。完全に別のソフトしとて作り直したいのは判りますが、PRO仕様として発売しているカメラの過去撮影情報を無視するのはあり得ない行為だと思います。救済求む!

OLYMPUS E-M1MARKⅡ ファームウエア メジャーアップデートの再考

楽しみなE-M1MARKⅡのファームウエアメジャーアップデートですが、アップデートで不可能な機能をあげてみると
・手持ちハイレゾ
・ライブND
・インテリジェント被写体認識AF
・UHSーIIのダブルスロット
・高速起動
・マルチセレクター
・強化した防塵・防滴
・強化したダストリダクション
・7.5段の手ぶれ補正
・フィールドセンサーシステム

こんな感じでしょうか。この中でハード的にE-M1MARKⅡに完全に移植できない機能は
・手持ちハイレゾ
・ライブND
・インテリジェント被写体認識AF
・高速起動
・マルチセレクター
・フィールドセンサーシステム

ではこれ以外はアップデート可能ということになります。何が残るのか。
・新ユーザーインターフェース
・AFターゲットモード(グループ25点)
・カスタムAFターゲットモード
・フリッカーレス撮影
・三脚ハイレゾショットのアルゴリズム変更
・深度合成8枚固定から3~15枚選択可
・低消費電力撮影モード時約2,580枚
*現行E-M1MARKⅡではバッテリー1個で950枚、縦グリ使用だと1900枚
・LVブースト[On2]に、「LV表示速度優先モード」を追加
・ムービー撮影時のAFターゲットモードグループ9点とグループ25点を追加

映像素子が同じという事でハード的な制約を除いてもE-M1MARKⅡにも恩恵があるとしたらざっとこんな感じでしょうか!ボディの開発サイクルを長めにとる宣言から新しいボディの登場は待たされることになりましたが、機能・性能面においてはファームウエアバージョンアップという手段で、磨き込まれていくボディになりました。ユーザーにとっても恩恵を受けるカメラシステムになりますね。

OM-D E-M1Xも中身を見るにつけ、自分の中ではジワジワと評価が上がってきています。35mmフルサイズではないマイクロフォーサーズの利点を最大限にアピールしたOM-D E-M1X、マーケティングとプロサービスが充実すれば乗り換え組も結構見込めるシステムに仕上がったんじゃないでしょうか。今後の動向が楽しみです。

OLYMPUS OM-D E-M1X 「ゲームチェンジャー」とは何だったのか?

OM-D E-M1X のリーク当初にささやかれた「ゲームチェンジャー」に匹敵するほどのインパクトとは何だったのか?

OLYMPUSの発表自体がE-M1MARKⅡの上位機種ということではなく、二つのプロ機にカテゴライズされています。その言葉を証明するようにOM-D E-M1X レビューでは、画像的にはE-M1MARKⅡを越えるものではなく殆ど同じ性能だと確認されました。

ではOM-D E-M1X の先進性はなんだろう?一つは「インテリジェント被写体認識AF」でしょうか。今は車(バイク)、飛行機、列車の3タイプの被写体認識ですがいずれは鳥や動物など認識できる被写体は増えるでしょう。

レビューを見た感じでは、ドライバーのヘルメットを認識してピントを合わせる様は「うぉーー、凄い」と思える正確さと素早さがありました。AFの新しい提案としてはインパクトありですね。


圧倒的な機動性、たとえばOM-D E-M1X+300mmF4.0と他社のボディレンズを比較した際のコンパクトさは、M.フォーサーズユーザーでなければ相当の衝撃を受ける部分でもあるでしょうか。

水道水でジャブジャブどころか、水の中をくぐらせたり、はたまた凍り漬けにしたりと、OLYMPUSの防滴性能になれたOLYMPUSユーザーでもびびりそうな強化された防塵・防滴性能も驚きを隠せない機能でしょうか。

又、個人的に一番のインパクトは「手持ちハイレゾショット」と「ライブND」機能は今までの常識を越えた驚きの機能です。ライブNDなんかすぐに他社が真似してくるんじゃないでしょうか。ファインダー確認画面もスローシャッターで見られるなんて本当に驚きでした。

これらの進化もさることながら、今まで選択指になかったOLYMPUS機、AF性能含めて他社フラッグシップ機と大差なく、比較対象として土俵に上がることが出来たからこそ受けるインパクト、35mmフルサイズ機一辺倒のミラーレス機状況の中で驚きのあまり漏れ出た言葉が「ゲームチェンジャー」ではなかったでしょうか。マイクロフォーサーズ機がプロ機として再認識された瞬間だったのかも知れません。