大日本印刷より、印刷用画像データ制作ガイド「デジタルカメラ入稿ガイド」を配布。デザイナーが10数年前に通ったデジタル化への道を、カメラマンが歩んでいるんですね。
機械を導入すればデジタル化出来るものでもないのが大変なところで、それなりの印刷知識やデータ化のノウハウが必要になります。Mac導入期には「デジタルカメラ入稿ガイド」のようなまとめられた情報はなく、試行錯誤の状況で苦労がいっぱい。それに比べればちょっと勉強すれば沢山の情報が得られるのに、未だに印刷原稿にsRGBだったりするデータも来ますから、デジタル化の波と同時に技量が問われるのではないでしょうか。
「デジタルカメラ入稿ガイド」の中で入稿データはRGBという事が書かれています。これは入稿先によっては、CMYK入稿を要求される所もあるのですが、下手にCMYK変換されちゃうと困るので、あえてRGB入稿なのかも知れません。
CMYK変換には、Photoshopを使う訳ですが、最初に使ったPhotoshopはバージョン2.5jという時代で、印刷所も入稿データに関しては正確な指針がなく、印刷所でバラバラの解答。Photoshopの設定で色分解オプションのドットゲインの数値や黒インキの制限、インキの総使用量の制限の数値など聞いても「?」どの印刷所も解答なしと言う状態。後々Photoshopの初期設定の重要さ改めてを知るのですがこの話は、また後日。
E-410 sigma150mm