遠い記憶とのオーバーラップ。

eos_012m.jpgやっとこさ白黒フイルムの自家現像1本目を決行!まずは現像液を作る事からスタートです。富士フイルムなら「ミクロファイン」「スーパープロドール」、Kodakなら「D-76」あたりが今手に入りやすいようです。

 
今回は昔使っていた懐かしさと安心感で「ミクロファイン」をチョイスしました。現像液の粉末を50度のぬるま湯1Lにカクハンしながら溶いていきます。溶き終わったら保管用のボトルに移し水道水で冷ましておきます。
 
次に停止液、これは本来だと酢酸を使うのですが会長の水で代用を真似て省略しました(^^;家庭で酢酸の匂いはブーイング間違いなしです。
 
現像・停止と来たら次は定着です、現像液と同一メーカーで統一「スーパーフジフィクス」これは液体ですのでそのまま水に溶かせば出来上がり、1L作りました。
 
最後は水洗、これは水洗促進剤の「富士QW」に1分以上浸し更に流水で5分ほど。水洗促進剤を使わない場合は水洗を1時間程行った方がよいのですが、今回テスト現像でも有り、水洗促進剤は未使用で簡単な水洗ですませました。
 
仕上げ、後は仕上がったフイルムの両端にフイルムクリップを着け吊るしておきます。この時に仕上げ剤の「ドライウエル」に30秒ほど浸してから吊るし、スポンジ等で挟んで軽く水切りをして出来上がり。ドライウエルに浸す事で乾燥ムラや水染みを防ぎます。
 
本当に懐かしい作業です。予定していたトイレでのフイルム現像タンクのリール巻き、遮光もバッチリでした。後は明るい部屋で現像です。ひとつミスったのは、時計のストップウォッチが途中で止まってしまい、正確な秒数がわからなくなってしまった事(滝汗)それでも何とか現像出来ました。と言うかバッチリのフイルムベース濃度の仕上がりに大満足、スキャニングするのが楽しみでっす。
 
EOS-1 EF20mm F2.8 フジRDP

 


eos_012.jpg

2件のコメント

  1. nama3さん
    良い写真でも無い感じですが
    撮る以外にも、楽しみ方は色々あると思います。
    正しく「達成感」これに尽きる気がします。
    車もオートよりマニュアル車の方が運転していて楽しい
    そんな感じでしょうかね。
    デジタルに飽きられたら、nama3さんもいかがですか?

  2. おはようございます。
    良い写真に仕上げるためには、撮影ばかりでなく
    その後の膨大な作業があったのですね。今更なが
    ら、手がかかることとだからこそ面白い、そして
    充実感や達成感があったのかも知れませんね。こ
    の数日分の記事を見させていただいて、大変そう
    だけど、楽しそう、そして、ちょっと羨ましく感
    じました。

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