Parallels Desktop for Mac

Intel版MacでBoot Campを使用すれば、Windowsもインストール出来る事は、以前ブログで書きました。「Boot Camp」の場合は、起動時にMacかWindowsか選択するのですが、今回Parallelsから発売されたParallels Desktop for Macでは、WindowsプログラムはMac OS上の別ウィンドウに開くのです。仮想化技術が使われているのですが、これまでのvirtualPCのようにCPU自体を仮想でエミュレートするのではないので(Mac自体がIntel製チップで動いている)通常のWindowsと同じ位のスピードがでるとのこと。VirtualPC使いとしては、非常に魅かれるものがあります。尚、Boot Campはまだベータ版の段階で、Appleは次期Mac OS X「Leopard」に組み込むことを表明しているのですが、「Desktop for Mac」と同じような方式で来る可能性も残しているんじゃないでしょうか。


肝心のPhotoshopがまだUniversalタイプにはなっていません、来年春のバージョンアップで対応の予定。IllustratorもQuarkもまだですね。この分だとIntelMacへの移行は遅れそうです。その兆候が最近中古市場に現れているような気がします。それは、G4Mac(OS-9起動可最後のMac)が大量に出回っているのです。おそらく非Intel版のG5への買い替えではないでしょうか。Intel版Macではクラシックが動かないし、ソフトもIntel版バージョンが必要になるとなれば、今発売のG5を導入しておこうという気にもなります。やっぱりDTP業界は1世代遅れのいわゆる枯れたシステムが主流ですかね。
デザイナーは、最新版を使いたいのですが、印刷業界は未だにOS-9がメイン、というかOS-Xが動くマシンすら無い所もザラ。Opentype fontなんか夢のまた夢って感じです。

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