今日からCP+、過去のボディを整理してみた。

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2003年のE-1発売からOlympusのボディ開発のサイクルを復習してみました。オリンパスの云う第一章は、2003〜2006年の4年間で年1機種のボディが発売されています。Kodak CCD搭載の今でも個性を放っているE-1、E-300、E-500と第二章へ繋げる技術の基礎を構築し確信したPanasonic製LMOS搭載のE-330。

2007〜2008年の第二章では、次々と発表され年3台ペースで開発され、フォーサーズもやっと波に乗ってきたなと感じました。2008年12月には待望の二桁機も発売されたのですが、アートフィルターと言う小手先のギミックで「ん?」と感じ、またファインダー像の歪みの問題も出てしまいその対処が、申し出てきた人のみと言う対応も一部のフォーサーズユーザーに不安を与える結果になってしまいました。一部のと言うのは、オリンパスから正式なアナウンスがなかった事もあり、この問題自体知らないユーザーもいるのではと思われます。
話をボディに戻すと、2009年はE-620が発売、これこそフォーサーズの目指していた形ではないかと思える小型・軽量に凝縮されたボディ。価格.comなどのユーザー満足度でも2位を占める程の完成度に仕上がっています。この小型化の技術は次機フラッグシップ機にも引き継がれる事を考えると、既に第三章に突入したと言っても良いのではないかと思え、丁度E-330と同じ次へのステップの核となるなるボディではないでしょうか。オリンパスにも一応の完成形と言う思いがあるのか、ここでフォーサーズはしばらく休止に。替わりにE-P1とE-P2のマイクロが立て続けに発売、E-620と合わせこの年も年3台の開発がなされています。
2007年からの年3台開発が今年も続くと考えると、今年残すは後2台。順当に考えるとE-3の後継機が考えられます。小型化の技術は既に手に入れていますから、第三章のフラッグシップ機をオリンパスがどういう提案をしてくるか楽しみでもあります。またマイクロも初号機、フラッグシップ機、普及機と一応のラインは揃いましたので、後はEVFファインダー内蔵型をフォーサーズでだすか、マイクロでだすかと言うところでしょうか。
今日から開催のPC+で何か発表があればと、微かに期待しているのですが多分何もないでしょうね。今日なければ7月あたりにレンズの発売と次機種の開発発表位はあるのではないかと思います。

4件のコメント

  1. 如月柚葉さん
    やぱっりか、予想はしていましたが寂しいですね。
    この他にも、海外限定ボディもありますからE-400系も少しは続いた感じです。
    オリンパスの伝統で型番の付け方がイマイチ謎なのですが
    E-620などは、E-420の後継機としても良かったんじゃないと思ってしまいます。
    フォーサーズの構成が2機種になるのか、3機種を維持するのか
    まだわかりませんが、夏までには何か情報が出てくる気がします。

  2. まさ@馬国さん
    確かに第二章からは、年3機種の発売をしているんです。
    ここ2年は小型化への技術に集中している感じです。
    後はフイルム機でやり遂げることが出来なかった
    AF性能の改善が課題でしょうか。
    本当にマイペースを維持しているのなら安心なのですがね。
    兎に角次の機種で何を提案してくれるか楽しみです。

  3. CP+も案の定オリンパスは何にも無かった様で…(苦笑)
    それにしてもこのサイクルを見るとリリースサイクルはともかく1つのラインが長く続いてないですね。
    唯一E-5xx系が3代続きましたけど他は軒並み2代、しかもE-30かE-620のどっちかは1代で終わりそうという…。
    次のE-3後継機が第三章の始まりとも言えると思うので、今一度ラインを整備してそれぞれのモデルが子々孫々まで続いていくようなライン構成にして欲しいです。

  4. こうしてみると、外野が「だんまりを続けて、どうなってるんだ!」と騒いでみたところで、オリンパスにしてみれば、マイペースで開発をやっているんですよね。
    ただ、他のメーカーがバコバコを新モデルをリリースしているだけに、あまりのマイペースさが目立ってしまうとw

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