投げ竿改造、リールシート付け替え。

先週太刀魚釣りで初使用した竿、DAIWAのPrime SURF T25-405です。投げ竿ですから穂先のガイド穴も磯竿より大きく、投げても浮き止めがガイドにひっかる事なくスムーズに遠投できます。しかし想定外だったのがリールの取付位置、投げ竿ですから高く設定された場所にありました。

防波堤では取り回しが非常に悪く、横に振る感じでは他の釣り人にも迷惑です。磯竿のように頭の後ろから縦に投げるのに、リールから竿尻までの長さが邪魔になります。それでリール位置を下げた場所に取付直そうとチャレンジしてみました。

取り付けてあった場所から、リールシートを取った状態。

取った部分右の黒いものが一番下に巻かれていました。カッターで剥がすと繊維状のものが中にあります、カーボンシートのような感じ。その上に糸が巻かれエポキシが塗られて最後に銀の塗装がされています。

新しく取り付ける場所に、カーボンシートの代わりにセメダインラピー銀(ポリエステル粘着テープ[厚み0.05mm幅18mm]を貼ります。

次にリールシートの先端、中央、後端にゼリー状アロンアルファで固定しました。取り外したときに接着剤があり同じようにしてみました。しかし先端はきつく押さえておかないと浮いてしまうようです。

取り敢えず真ん中部分から糸を巻いてみました。巻出しは固結びで縛って始めましたが、巻き終わりを瞬間接着剤で閉じてみたところ、見事にくっつきましたので他の部分は巻き始めも瞬間接着剤で固定して巻きました。

巻く糸を何にするか随分迷いました、最初は道糸と同じ糸を使おうかと思ったのですが、取り外したときに使われていた糸がポリエステルぽかったので同じようなミシン糸を購入しました。

三カ所巻き終えました。手巻きですから結構時間がかかりました。まぁ、きれいに巻けた方でしょう。

巻いた糸の上からエポキシを塗布。使ったのはエポキシ2液混合タイプ10分で硬化のものです。若干厚塗り気味ですが、役目は果たしているので大丈夫でしょう。今回はこのまま塗装はせず、これで完成です。

本来の位置よりリールシート2個分下に、磯竿のリール取り付け位置より、リールシート1個分上に取り付けました。もの凄く投げやすいと思います。

全部は使いませんでしたが、エポキシ接着剤と、瞬間接着剤を2種購入。心配性な性格が良く出ています(^^)この手の改造はしない派なのですが、今回状況的しないまま釣るのは困難だったのでやむなくしてみましたがうまくできたんじゃないかな!でもメーカーの工作精度の素晴らしさを再認識いたしました。

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