日曜日は例によってサイクリングロードを走ってきました。その際先週のM.ZD 9-18mmの画角使用率から、今週はZD14-54mmをチョイスしてみたのですが、これが思っていた感覚と大きく違ってしまいました。ズームレンズの作法というか、普段何気なく使っていたズームレンズ、メインの使用域だけでは、ん?何か違うという感じでした。
単焦点なら固定画角に合わせて立ち位置をアレコレ探るのですが、ズームレンズの場合は立ち位置固定で、ズーミングによるトリミングというのが普通の使用方だと思います。今回のようなサイクリング途中で自転車を止めて撮影という場合は、立ち位置固定で撮りたい。
9-18mmの広角側が、不要というかあまり使ってないので、14-54mmで挑んだ今回の撮影は、あまり使わないであろう広角側からズーミングして、ファインダー内で構図を決めるのですが、全体から絞っていくこの無駄だと思っていた広角側も、全体の視野から始めることで、何処が無駄かどこを間引くかの原点として必要なのだと気付きました。
9mmの画角から始めるのと14mmから始めるのとでは、間引くにしてもその風景がファインダー内に見えているのといないのでは大きな違いがあり、14mmスタートではストレスすら感じてしまいました。一旦見てしまった超広角の画角が脳にしっかり焼き付いてしまっているのでしょうね。改めて9-18mmの使い勝手の良さを痛感したのでした。