1973年にM-1として発売されたOlympusの一眼レフカメラ。ライカ社の製品名変更の申し入れで、その後OM-1に改められたのは有名な話。今から36年も前の機種ですが、3機種目の一眼レフとして当時手元にありましたので、懐かしさは尚更。
カテゴリー: OM-1
回帰
連休明けは、気分もイマイチ乗りません。気分転換にカメラを持って散歩に出かけました。撮影後の帰り道カメラ屋さんをちょっと覗いたのがいけなかった。。
店主に挨拶し暫く陳列棚を見ているとこの子が目に留まりまして。。店主の説明によると「露出計が逝ってます、附属のレンズはカビてます、アタリが1箇所あります。」
その他はファインダーは一級品ではありませんが、腐食もなくわりと奇麗です。シャッタースピードも不具合は無いように感じます。久々のずっしりした感触と、迷子になりそうなほど広いファインダー、眺めているだけでも幸せになれますね。
見透かされたのか、店主が「2,000円引きますよ」と囁く。。抵抗出来る筈も無くお持ち帰りしてしまいました。まだ、汚れが残ってる所もありますね、磨かなきゃ!
E-500 ZD14-54mm Jpeg
散歩してる間に、今日提出したのが帰ってきました。。コメントの返信はまた後程。。
。。。ということで
単焦点レンズを一本追加導入して見ました。はい、下の記事は前振りで、自分への修業宣言でした。
OMレンズへ逝く動機となったのは、何と言っても簡単に出せる∞(無限遠)が欲しかったのと、距離に応じた絞り値の目盛り。これで被写界深度によるパンフォーカス撮影が可能となります。
どのレンズを一本目に選択するか、これはもう随分と悩みました。まず焦点距離、フォーサーズは35mm換算二倍になりますから、広角系は無理ですね。そうなると標準あたりになり選択肢は21mm、24mm、28mm、35mmあたり。21mmは玉が少ないのか中々お目にかかれません。そうなると24mmが換算二倍で48mmと一番標準50mmに近くなります。24mmはF2.0とF2.8の2本重さが100gの違いがあり、出来れば軽い方を最初の1本に選びたいと思って、色々ネットを探すも中々良いブツに当たりません。
そんな中、手ごろで程度も良く、キズ・カビ・当たりも無い上玉が、格安で出現してしまいました。それは28mmF2.8、マウントアダプター使用での写真サンプルを見るとこれが中々良くて、オリンパスの推奨値F5.6〜8と言う縛りを越え、開放からシャープな写りをしているではありませんか。偽色も出ていない感じで、これはもう逝っちゃうしか!
と言う訳で、本日OMレンズユーザーに相成りました。170g 32×60 と言うスマートで小ぶりな造り、マルチコートで、逆光にもちょっとは耐えれそうで、ゆくゆくはOMボディとも組んで見たいと思います。
E-500 ZD50mm LR