OLYMPUS OM-D E-M1X 「ゲームチェンジャー」とは何だったのか?

OM-D E-M1X のリーク当初にささやかれた「ゲームチェンジャー」に匹敵するほどのインパクトとは何だったのか?

OLYMPUSの発表自体がE-M1MARKⅡの上位機種ということではなく、二つのプロ機にカテゴライズされています。その言葉を証明するようにOM-D E-M1X レビューでは、画像的にはE-M1MARKⅡを越えるものではなく殆ど同じ性能だと確認されました。

ではOM-D E-M1X の先進性はなんだろう?一つは「インテリジェント被写体認識AF」でしょうか。今は車(バイク)、飛行機、列車の3タイプの被写体認識ですがいずれは鳥や動物など認識できる被写体は増えるでしょう。

レビューを見た感じでは、ドライバーのヘルメットを認識してピントを合わせる様は「うぉーー、凄い」と思える正確さと素早さがありました。AFの新しい提案としてはインパクトありですね。


圧倒的な機動性、たとえばOM-D E-M1X+300mmF4.0と他社のボディレンズを比較した際のコンパクトさは、M.フォーサーズユーザーでなければ相当の衝撃を受ける部分でもあるでしょうか。

水道水でジャブジャブどころか、水の中をくぐらせたり、はたまた凍り漬けにしたりと、OLYMPUSの防滴性能になれたOLYMPUSユーザーでもびびりそうな強化された防塵・防滴性能も驚きを隠せない機能でしょうか。

又、個人的に一番のインパクトは「手持ちハイレゾショット」と「ライブND」機能は今までの常識を越えた驚きの機能です。ライブNDなんかすぐに他社が真似してくるんじゃないでしょうか。ファインダー確認画面もスローシャッターで見られるなんて本当に驚きでした。

これらの進化もさることながら、今まで選択指になかったOLYMPUS機、AF性能含めて他社フラッグシップ機と大差なく、比較対象として土俵に上がることが出来たからこそ受けるインパクト、35mmフルサイズ機一辺倒のミラーレス機状況の中で驚きのあまり漏れ出た言葉が「ゲームチェンジャー」ではなかったでしょうか。マイクロフォーサーズ機がプロ機として再認識された瞬間だったのかも知れません。

「Olympus Workspace」 Robin氏レビュー

早速REBIN氏のOlympus Workspaceレビューがアップされました。
レイアウトの改善とレイアウトオプションが追加され、レイアウトのカスタマイズが可能になっています。プレビューを始め全体的な速度が大幅に(劇的とも表現)改善されているようです。

私はTIFF出力派なのですが1 / 2.7圧縮の「スーパーファイン」JPEGエクスポート可能になったとのこと。またカラーエディターも改良されPEN-F以降の機種で撮影したRAWファイルで使用可能です。編集は古いPCでもそれなりのスピードが体感出来るが書き出しは時間がかかるようです。

翻訳リンクはこちら

 

期待外れのE-M1MARKⅡアップデート(T_T)

 

昨日見たときにはまだアップデート情報はなかったのですが、今見ると24日の日付でアップデータが配布されています。しかしそのバージョンは2.3と0.1のみのバージョンアップになっています。少なくとも3.0とかの大幅バージョンアップを期待していたのですが・・・

そのアップ内容は下記の二つ
・電波式ワイヤレスコマンダー FC-WRに対応しました。
・SDカード(UHS-II)使用時の動作安定性を向上しました。

E-M1X発売と同時にさらなるバージョンアップに期待するところです。

OM-D E-M1X細部の拘りポイントみっけ!

いよいよ明後日発表のOM-D E-M1Xですが新たなリークが画像リークがありました。そのボディの左右の側面に配置されたロック機構に目が行きます。なんとE-1で使われていたあのタイプと似たようなパーツに変更されているではないですか!密封されている!と言う感覚があったE-1の安心感が帰ってきたような感じですね。防滴性能もブラッシュアップされている雰囲気です。

そしてなにげに見ていたら、モードダイヤルの刻印からアートフイルターやiAUTOが消えていますね。減った二つの表記にはC4とB(バルブ)が割り当てられています。プロはアートフイルターとか姑息な機能は使わないと言うこだわりでしょうか?それだったら凄い割り切りで「流石プロ!」と尊敬の眼差しを向けたいところです。

しかしハイアマも使うことを考えると流石になくすとこまでは決断できないと思います。考えるに前面に追加されたファンクションボタンにデフォルトではアートフイルターとiAUTOが割り当てられているんじゃないでしょうか。多分ね(^^)

OM-D E-M1Xサイズ感妄想。

OM-D EM-1MarkⅡ(574g電池込)+HLD-9(325g電池込)計899g
134.1mm(W)×146.7mm(H)×68.9mm(D)
OM-D E-M1X 997g
144.4mm(W) x 146.8mm(H) x 75.4mm(D)

E-M1MARKⅡより98g重く、幅は10mm長くなっているようです。E-M1MARKⅡよりほんのちょっと大きくなっていますが、ほぼほぼ同じイメージで見ていいように思います。幅の10mm拡大は前面のファンクションボタン周りが若干広くなっているように見えるのと、おそらくグリップ厚が増えて10mm増になっているんじゃないでしょうか。

普段からバッテリーホルダー付で常時使用している身としては、サイズ感は全く問題ない感じです。問題は価格です。

久々に青空バックでの撮影が出来ました。空と雲半々くらいの比率で全てが青空バックとはいきませんでしたが、光が多い分ISOも800位で撮れました。その分解像感も良く良い感じです。