望遠三種レンズ比較|2

150mm望遠レンズの最短域撮影比較してみました。画像は左上 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO 左下M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO 右上ZD ED 50-200mm F2.8-3.5の150mm域 右下Sigma APO MACRO 150mm F2.8被写体からレンズ先端までを40-150mm PROに合わせ50cmで撮影しています。150PROと50-200では最短域の差がかなりありますね。またシグマまさすがマクロレンズという感じです。参考に12-40PROも参加させてみましたが、最短域20cmのスペックは伊達ではありません。

こちらはM.ZD ED 40-150mm F2.8 PROにMC-14のテレコンを追加し換算420mmでの最短撮影と比べてみました。50-200mmは最大の換算400mmです。これでアゲハを良く撮っていましたから、40-150mm+テレコンだと寄ることが出来れば大きく写せますね。それよりも大きく写せる12-40mm PRO 今回の比較で私の脳内評価が上がりました。

霧の海にて。

OLYMPUS M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO 到着二日目でのカットです。山茶花撮りした帰り道、海沿いの場所へも足を伸ばしてみましたが生憎の天気と霧がでていたのでした。まぁ、来たからにはシャッター押さなきゃというくらいのお気楽なカットでが、この色合い好きな部類です。

さて、E-M5の後継機種がとんでもない、ギミックを搭載するという噂が出ましたね。どういう動作と処理なのかイマイチピンとこないのですが解像度が上がることはわかります。実際の撮影画像を見てみないと何とも言えませんね。

43rumors(元記事)解説はこちらでdigicame-info

M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO+MC-14 初撮影

休憩中に夕暮れの月を発見、急いでカメラを取りに戻り、M.ZD ED 40-150mm F2.8 PROにテレコンバーターMC-14を装着、テレコン付けての撮影はこれがファーストカットとなりました。AFは問題なく動きましたがこの手の被写体はピントが命、一旦AFで合わせた後にピントリングで微調整し、ボディ前面上ボタンに割り振っているMF設定ににして、雲が良い感じになるまで待ってシャッターを切りました。

月や風景などはよくこの方法でMF撮影しています。フレーミングし直しで露出の再計測のためシャッター半押ししてもピントは動かず、フレーミングに集中出来ます。被写体までの距離が変わったり、突然鳥が画面に入り込んだ場合は、ファインダーを覗きながらボディ前面上ボタンを再度押せばAFが復帰しますので、とっさの対処にもこの方法が私にはやりやすいです。正規な方法はピントリングの押し下げでMFにする方法なのでしょうけど、右手中指でプッシュするだけですから、撮影の流れを止めることなく被写体に集中出来ると思います。

このテレコンの作りが気合いが入っていて、PROレンズと同じ質感の半光沢塗装がとても良い感じです。また、テレコン付けても殆ど劣化を感じませんでした、これなら2.0倍のMC-20が発売されるんじゃないかと期待してしまいます。私のようなたま〜にしか撮らない、なんちゃって鳥撮りマニアには十分なんですけどね。

M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO Sample が photo.yodobashi にアップされてます。

望遠三種レンズ比較|1

まずは外観を比べてみました。いつもの使用状態で比較を行いましたので、三脚座は取り外しました。SIGMAは溝に埋め込むタイプなため三脚座を外すとかなり残念な状態で、レンズを掴んで移動時する場合や撮影でのホールディングに、溝の段差が気になる時もあります。この形状はイマイチな感じです。

ZD ED 50-200mm F2.8-3.5は旧タイプです。こうやって比較すると三脚座を取り外しても、取付位置がレンズの根元に近い分フォルムに大きな変化は感じませんね。持ち運ぶ場合はズームリングを掴む事になりますから、カメラを上向きにして下から支える状態にしておかないといけないです。掴むのに疲れたらボディのグリップを持って移動してしまいますが、マウント部へ負担がかかるので本当は良くないんですよね。

そして、M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO 発売前のリーク写真は三脚座装着の写真がほとんどで、外したらどんな感かとても気になっていました。三脚座を外すと、位置固定用の銀色のビスが4本レンズの周囲に配置されています。しかも2mm程突起しています、最初はびっくりしました、せめて黒いビスでも使ってくれてたら最初の印象も変わったんじゃないでしょうか。

三脚座装着時は超カッコイイフォルムでしたから、そのギャップにちとショックを受けたのも事実です。しかし写真で見てもわかると思いますが、レンズ後端から三脚座を外した部分に段差はなく、ストレートに伸びていてちょうど掴める径と長さです。この三本中一番しっくりくるシルエットになっています。撮影で使い始めると持ちやすさから、この形状は気にならなくなりまました。

フード収納時の先太のフォルムは最初に見たときから凄くカッコイイと思いました。良い仕事しますよ的な、独特のオーラを感じました。フードを伸ばしたフォルムも先へ3段階大きくなっていく、オーソドックスな形は脳内の「望遠レンズ」って感じで一般的なレンズのイメージですね。

撮影比較までは出来ませんでした、近いうちに撮り比べて見たいと思います。

[おまけ]
下のエントリーのコメントで書きました迷彩オプション、こんな感じです。オリンパスさん出してくれないかな?

OLYMPUS M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO 水・光|4

100%CROP

このレンズZEROコーティングのおかげか、逆光にもかなり強い印象をうけました。またTruePic Ⅶの倍率色収差制御も効いて偽色がほとんどでません、もうほれぼれしちゃいます。ソフト制御がどうのと言う方もいらっしゃいますが、デジタルの時代に光学性能だけで作り込んでいたらこんな金額ではとても収まらない事は明らかです。それでもこれだけのレンズ性能を見せつけてくれるM.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO、大変よく出来たレンズに仕上げてきたと関心すると共に今後発売されるレンズにも期待が膨らみます。

世間でも言われていますが、ズームリングのちょっとした引っかかり、70mmと100mmの間あたりから150mmまでが若干動きに抵抗があるということ、私の個体でも確認できました。これがMFリングなら問題ですが、言われなければ気にもならないレベルで、撮影に支障をきたす事もないと思います。

また、三脚座を取り外した時の出で立ち、50-200mmとは構造が変わっていますね。最初こそえ〜ちょっとみっともなくないかと思いましたが、すぐに慣れてしまいました。移動する場合には細身になった分この部分を持てるため、50-200より楽になりました。オプションで装飾用のカラーリングを装着出来ればおしゃれに使えるんじゃないでしょうか。

オリンパスオンラインショップで予約キャンペーンが終了し、今度はポイント使用率上限20%キャンペーンが始まりました。ユーザーレビューを見てから決めると思っていた方には待てば何たらですね。お届けまで1〜2週間みたいですから、年内に到着するのではないでしょうか。

OLYMPUS M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO 最短域|3

街撮り分がまだあるのですが、日曜日に花撮りしましたので先にエントリー。生憎の天気で雨の洗礼も受けてしまいましたが、そこは防滴に定評のオリンパスですから全くの無問題。防滴に惚れ込んでオリンパス機を選択しているといっても過言ではありません。折角なので導入記念撮影しました。

OLYMPUS M.ZD ED 40-150mm F2.8 PROの最短撮影域は70cm(レンズ50cm)とこのクラスの焦点域レンズとしては、トップクラスの部類です。基本はAFなのですが、被写体を最大限大きく写したいという時は、MFクラッチリングを押し下げて最短域を置きピンに予めセットしておきます、後は体の前後移動を使ってピントを合わせMF撮影するのに最適ですね。 MFクラッチリングで設定したピン位置は一端AFに戻して使っても、またMFクラッチリングを押し下げるとセットしたピン位置に復帰します、つい先日知った機能なのですけど活用出来そうです。

記念撮影担当E-M5+M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO

OLYMPUS M.ZD ED 40-150mm F2.8 PRO 街散歩|2

絵の印象、階調が豊かになった分濃いめの色味でいけそう、黒つぶれの許容範囲が確実に広がった感じですね。 昨日3時間ほど電源つけっぱなしだったのですが、枚数はそれほど撮っていません、それでも3時間後くらいには一本目の電池メモリがあと一つになっていました。どこかのレビュー記事で、Wで動くレンズの新AFは常にレンズ位置をキープするのに電源を使っているというのを思い出しました。このレンズ装着時はこまめにON・OFFした方がいいかもしれませんね。

他の方の使用感を見るとテレコン装着だとAFが若干落ちるという感想がありましたが、まだテレコン装着で撮影していませんので、次回の撮影では試してみようと思います。後、50-200やSIGMA150マクロとの150mm勝負、12-40と40mm勝負など手持ちのレンズたちと競ってみようと思っています。