カテゴリー: E-620
さてさて。
オリンパス祭り、これほどの数が一気に発表されたのは久しぶりでオリンパスユーザーとしては、楽しい一日でした。
発表されたE-P3、E-PL3、E-PM13機種共に積まれる影像素子、画像エンジンは同じとのこと、オリンパス設計のスペシャルであることを考えると、機種別に別の素子を発注するよりも、同じものを使う方が製造コストも控えられるといったところでしょうね。更に言えばもっとコストを下げるには、E-5にもこの素子と画像エンジンを搭載し、さらにE-30後継機あたりも出してくれればな。欲を言えばE-620後継機として「ファインディティール処理」と「リアルカラーテクノロジー」の最新画像を体験したいと思うのは、私だけでしょうか。
3機種の主な差別化を見るとE-P3はチルトモニターの搭載が無いことを除けば、多機能機となるE-P3ですが、もう一つ連写性能が秒3コマとE-PL3やE-PM1の秒5.5コマに水を開けられてしまっています。小型化のために新開発したシャッターユニットが要因とのことですが、E-P3に搭載されなかったのは耐久性や精確性の問題でしょうか。それともEVFの性能アップ待ちで、来るEVF内蔵機種のために、秒6コマとかを温存しておきたいとか。。そんな出し惜しみなのかなとちょっと考えてしまいました。
少しすがE-P3による撮影サンプルを見た感じでは、結構濃い色が出てるなと思いました、また、SIGMAのDS1の匂いがすると感じているのですが、多分今出ているものはベータ機あたりのものだと思いますので、量産機で撮られた画像が楽しみでもあります。画像エンジンのチューニングもあるでしょうが、恐らく今までのLMOSの中では、一番リアルな画で、立体感というか被写体の空気感、乾いた感じや、しっとりした感じをも写し込めそう。マイクロやフォーサーズを別にして吐き出す画の質感としては良いなという印象です。